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強化されどっしりとした自己基盤を築く

強化されどっしりとした自己基盤を築く


前回の続きです。

自己理解、すなわち自分の上位資質がどんな場面でどんなふうに役立ち、どんな場面でどんなふうに妨げになるかを理解することでマネジメントの方向性は明確になります。

しかしながら、それは必ずしも簡単なことではありません。

上で言うマネジメントとは、今までやっていたことをやめる、あるいは今までやっていなかったことをやるということを含みます。

例えば、「最上志向」で言えば、“もっともっと”と追求したいところを(自分の感覚では)ほどほどで収めるとか。

「調和性」で言えば、時々思い切って反対意見を自己主張してみるとか。

そういうことに対しては少なからず心のブレーキが掛かります。

いくら頭で理解していても、心がついていかないことはいくらでもあると思います。

そういうのは勇気が必要なわけですが、人間なので勇気が出せるときとそうでないときが当然あります。

勇気が出せるときとそうでないときの違いは何なのか?

一概に「これ」とは言えないと思いますが、何かしら気がかりがあるような時ってそのことにエネルギーを持っていかれて他のことに意識を向けられないってこともありますよね?

例えば部屋の掃除をしなきゃとずっと思っているけどなかなか取り組めずにいて、その部屋に入るたびに「どよーん」とした気持ちになってしまうとか。

まさに今の私ですが…(^_^;)

こういうのは“未完了”がある状態だと言います。

だから、未完了を片付けることに取り組むことで気がかりが減り、より前向きに望ましい行動を取ることに意識が向けやすくなるなんてことも起こり得ます。

他には、境界線という概念もあり、他者との間の境界線が自分に近いところにひかれていると、あるいはそもそも境界線がかすれていると、知らず知らずのうちに他者が自分の領域に侵入し、自分だけが我慢し、疲弊してしまっているなんてことも起こりがちです。

こういうのって無意識に自分をないがしろにしていることにもなりますね。

ここは、恐らく“基準”という概念ともつながっていて、自分の自尊心を保つための基準がきちんと設定されていないと言い換えることもできると思います。

自分の内なる基準があることで、他者からの要求に対しても受け入れることとそうでないことが明確になっているとの意味でもあります。

いずれにしろ境界線や基準といった概念が希薄な人は、自尊心も希薄になりがちであり、端的に言えば自分に自信が持てないことも多く、結果として頭ではわかっている望ましい行動を取るのが難しくなります

そういう人は境界線や基準といった概念を取り入れ、しっかりと境界線を引き、基準を設定することにより自分で自分を大事にするという感覚を得ることが大事です。

上で書いたのはあくまで一例であり、自己基盤を強化するために取り組むべきことが他にもたくさんあります。

いずれにしても、そういうことに取り組むことでドラスティックな変化は起きなくとも、じわじわと、いつの間にか、より望ましい言動が増えて自分自身もストレスが減り、気持ちが楽になるということが起こります。

強化され、どっしりとした自己基盤を土台としたストレングス(資質)は、むやみに暴れ出すこともなく、必要なときに必要な場面で自分を助けてくれる存在になってくれます。

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