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唯一の正解は…

ストレングスファインダー資質のプロファイリング初級講座の第7回が終了しました。

唯一の正解は…


今回のテーマは、口頭でのプロファイリング。

そう言えば、先日のオンラインワークショップにおいて参加者の方が、

「なぜこの資質の順番でこうなるのか不思議です」

的なコメントをされていたのですが、とても大切な視点だと思いました。

そう、ストレングスファインダーだけでその人のすべてを理解することなど所詮出来ないのです。

ここが我々ストレングスコーチであっても陥りがちな罠だし、気をつけないといけないところです。

たしかにストレングスファインダーは、人それぞれの思考のクセをわかりやすく教えてくれるし、自己理解、他者理解に大いに役立つ優れたツールです。

でも、ストレングスファインダーでその人のすべてがわかる訳などないのです。

それくらい、本来人の心は複雑なもの。

そして、その複雑な多様性があるからこそ、人はそれぞれに素晴らしい存在である。

ここを忘れてはいけないということ。

「ストレングスファインダーの資質がこうだから、この人はこう考えるはずだ」

ではなく、

「ストレングスファインダーの資質はこうだけど、この人はどう考えるのだろう?」

というアプローチが正解。

すなわち、ストレングスファインダーを取っ掛かりとして相手から引き出していくことが大事なのです。

ストレングスファインダーは、端的に言って“良く当たる”ツールなだけにどうしても“当てにいく”が起こりがち。

かく言う私も時々そこにはまりそうになります。

だって、

「こうこう、こうですよね?」

と解説して

「そうなんです。何でわかるんですか?!」

って言われたら、やっぱり、ぶっちゃけ気持ちいいじゃないですか…(笑)

もちろん解説しないわけじゃないし、してはいけない訳でもありません。

ただ、最後の最後は相手に委ねるということ。

だって、本人だけが唯一の“正解”だから。

ということで、冒頭に戻りますが、口頭でのプロファイリングは特に“引き出す”アプローチに重点を置いています。

そして、普段からそうした相手から引き出すことに意識を向けていると

「この人はこういう人だ」

と、人を決めつける感覚が薄れていきます。

決めつけずに話しを聴いていくと、必ず

「へー、そうなんだぁ!」

に出会います。

すると今度は、それが

「人ってそれぞれに違って面白い!」

につながっていくのです。

そうやって人の多様性を自然と尊重できるようになる、その入り口にあるのがストレングスファインダーだと思っています。

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