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わかり合えないことを前提に努力する

先日は、某銀行様のオープンセミナーでストレングスファインダー®についてお伝えしてきました。

企業の人事系の方が参加してくださっていたのですが、自社を見渡して、自分の思うように自発的に動いてくれないと嘆いておられました。

自我®を効果的い活かす


その方の特徴的な資質は、「ポジティブ®」と「達成欲®」。

バイタリティがあって本当によく働く方だと思います。

だからこそ、自分以外の人が、極端なことを言うと“止まっているかのように”見えてしまう訳です。

それ自体は、もちろん良い、悪いではないのです。

ただ言えるのは、自分の強みも弱みも、それはすべて相対的なものであるということ。

そして、人は自分が正しいと思うことを自分なりの行動の基準にしています。

だから、その基準に照らして周囲の人をも見ています。

それが過ぎてしまうと「どうしてこうしてくれないんだ!」と他者を否定してしまいます。

でも、基本的に人は変えられませんから「こうして欲しい」とのその思いが叶うことはなく、すれ違ったまま。

だからこそ、ストレングスファインダー®等での自己理解に加えての他者理解が重要なのです。

自分の思考パターンを知ると同時に、その自分のものとは違う思考パターンを理解していく。

まずはそこがスタートラインですよね。

それでも…、お互いを理解し合えたとして、ただそれだけでうまくいくかどうかは別問題

自分の価値観を自ら大切にし、相手に大切にしてもらう部分、相手の価値観を尊重し、大切にする…、そのすり合わせが大事ですね。

そしてこの部分は、なかなかそうそううまくいくことではありません。

最近、特にそれを実感している日々です。

自分が引いて対処した方が良いところ。

相手にこうして欲しいとアサーティブに要求するところ。

なかなか難しいなぁと。

ストレングスファインダー®ですれ違いのパターンはわかっても、理想的にはどうすればよいかわかっても、感情を持つ人間同士ですからね、機械のようにはいかない。

そこを踏まえ、“本当の意味ではわかり合えない”を前提として努力していくしかないのだと思います。

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