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ストレングスファインダー®はチームビルディングには向いてない?!

最近見かけたブログで気になる記事がありました。

チームビルディングについて書かれた記事です。

ストレングスファインダー®はチームビルディングには向いてない?!


その記事の中でストレングスファインダー®にも触れられています。

詳細は端折りますが、曰く、

「強みへのフォーカスはあくまで個で閉じている」

「最悪、自分の方が優れているとマウントの取り合いになる」

のだそう。

「何言ってるんだ!」と思いました(^_^;)。

誤解のないように言っておくと、必ずしもSFがダメだと言われている訳ではなく、チームビルディングにおいては弱みの相互補完が大事だとの全体の趣旨の中でSFに触れられています。

なので、その趣旨そのものに対しては概ね同意なのですが、SFがチームビルディングには向いていないかのような誤解を招きかねない論調は残念ですね。

ま、捉え方の違いということなのでしょうが、SFの本質が理解されていないと思います。

SFは、何も個の強みだけにフォーカスするためのツールではありません

チームにおいては、自己理解とともに他者理解が必須です。

そして、その際の自己理解、他者理解は、強みを知ると同時に弱みを知るということでもあります

ストレングスファインダー®でわかるのは、その人なりの“才能”です。

その才能を生産的に活かし使えていれば強みになるし、そうでなければむしろ弱みにもなります。

SFの観点で言えば、二通り考えられます。

一つは、上述した自分の上位資質ゆえのいわゆるベースメント、弱み使い。

そしてもう一つは、特定の資質が下位にあり自分の苦手とすること。

強みにフォーカスするというのは、そういう弱みの面があることも認識しつつ、強みに目を向けていこうということです。

決して、「弱みは無視しろ」と言っている訳ではありません。

特にチームビルディングにおいては、自分、そして他者の強みと弱みを同時に把握することが大切なのです。

そうすれば、チームビルディングという観点で言えば、自然と自分の弱みを補ってもらうために自分にない強みを持っている人に頼ろうと思えるし、相手の弱みを補うために自分の強みを活かして貢献しようと思えるはずです。

ま、ストレングスという名称からして、強みだけにフォーカスするツールだと思われがちなので仕方ない面もあるかと思いますが、我々ストレングスコーチの役割としてしっかりその本質を伝えていかねばと改めて思いました。

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