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ストレングスファインダー®をパートナーシップに活かす その3

パートナーシップその3です。

ここから先は、パートナー同士でストレングスファインダー®の結果を共有している前提で、それをどう具体的に活かすかを書いていきます。

グループの偏りの違いに着目する


まずは、大まかにストレングスファインダー®の4つのグループの偏りを見ていくことから。

必ずしもグループの偏りが似通っていればうまくいくという単純なものではありませんが、逆に偏りが大きく異なると、すれ違いがちということはあるかもしれません。

例えば、一般的に影響力資質が上位に固まっている人は、物言いが率直になりがちだと思います。

一方、人間関係構築力が上位に固まっている人は、相手を慮り、配慮しながら話す感じになりがちです。

従い言い方がどちらかと言えば伝えたいことをストレートに伝えるのが苦手。

それゆえ、影響力上位の人から人間関係構築力上位の人を見た場合、言い方が遠回しに思えまどろっこしく感じることがあり得ます。

逆に、人間関係構築力上位の人から影響力上位の人を見た場合、言い方がストレート過ぎて、その人が発する言葉に必要以上に強さや圧迫感を感じてしまうこともあるかもしれません。

こういう場合は、まずお互いにお互いの振る舞いの動機づけを共有することが大事です。

影響力資質の高い人が(特に人間関係構築力が低い場合)率直なのは、良い悪いは抜きにして他者の感情にあまり意識を向けないからです。

比較的感情を大切にする人間関係構築力の高い人は、それだからこそ、感情を抜きにした率直な表現には「何かその裏があるのでは?」と勘ぐってしまうのです。

「何か怒らせるようなことをしてしまったかな?」

…みたいに。

でも、多くの場合そんなことはないのです。

率直な物言いの人の言葉には、基本的に裏表がありません。

だから、言われている通りにそのままその意味を受け取れば良い。

そして、影響力の高い人にとって遠回しな言い方は心地良くないことが多いので、この場合は人間関係構築力の高い側ができるだけ率直な表現を心がける方がうまくいく可能性は高くなると思います。

物言いが率直な人は、相手の率直な言葉を素直に受け取れる人でもあります。

ここを理解しておくことが大事ですね。

なかなか慣れないことをするのは容易ではないと思いますが、少しずつでも心がけていくと、

「なるほど、こんな伝え方でもいいんだ…」

と思えてきて抵抗感が薄くなるし、何よりそれまでと比べてより良好なコミュニケーションが取れるようになると思います。

いずれにしても、まずはざっくりと資質のグループの偏りの違いで起こりがちなことを考えてみること。

そして、そのすれ違いを防ぐために何ができそうかを考えてみることが大事です。

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