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ストレングスファインダー®をチームビルディングに活かす その5

今回は、ストレングスファインダー®をチームビルディングとして導入する際の注意点その3です。

出来ない言い訳に使わない


これまたありがちなことですが、資質(特定の資質が上位資質にないこと等)をできない言い訳につかわないということです。

例えば、決められた納期をなかなか守らない人から、

「私、『責任感』ないんで!」

とか開き直られたら、はり倒したくなりますよね?(笑)

もちろん、自分の苦手なことを克服しようともがき続けるのは無駄なことが多いので、そういう部分は良い意味であきらめ、人を頼って行く方がうまくいくこともあるわけです。

だから、何がなんでも言い訳せず頑張れと言いたいわけではありません。

ここでも多少ややこしいのは、単なる言い訳と、よりうまくいくために自分の苦手をあきらめ、人を頼ることをどう区別するかということです。

結局、ここもあり方の問題です。

自分の利益だけにフォーカスしている人は、以前書いたように相手の資質を無断借用しようとするし、自分にない資質を単なる言い訳に使おうとします。

一方、自分の資質をどう活かすかという意味で自分にフォーカスしつつも、その状態でチームに貢献しようと思っている人はそうはなりません。

自分に不得手なことがある時、チーム全体として考えれば、自分がそれをやるよりそれを得意としもっとうまくやれる人がいると考え、その人を頼ります

そして、そういう人は、その分相手が苦手なことは自分の得意なことで助けてあげようという気持ちでもいるはずです。

ここまでが、チームビルディングの観点での苦手への対処への考え方です。

ある意味上で書いた相互補完の考え方は理想論でもあります。

すべてのチーム、組織において、そうそう簡単にうまくはまって補い合えるものではないのも事実だと思います。

そうなると、自分の下位資質ゆえに苦手なことを言い訳せず、ある程度頑張って取り組むこともやはり必要にはなってきますね。

その意味では、そこを人に頼ることなく、“苦手なりに”言い訳せずにどう対処していくかということです。

その具体的な方法は、これまでも何度か書いていると思いますが、次回改めて書いてみたいと思います。

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