人は、誰にも迷惑を掛けずには生きられない
ま、親が“無理やり”子どもの個性を伸ばそうとすると、それはそれで弊害がありそうな気はするけどそこは置いておいて…。 そもそも迷惑ってなんだ? という話し。 ここには二つ論点があるような気がします。 一つには、人それぞれに価値観が違うので「迷惑」という概念も人それぞれに違うよねぇということ。 だから、自分が迷惑と思っていることが、他者にとっても迷惑だとは限らないということです。 そしてその逆もまたしかり。 例えば「共感性」や「調和性」の人は、相手を慮るあまりメールとかの文章が長くなりがちだけど、「活発性」や「指令性」の人にとってはむしろ用件だけ端的に書いてあった方が快適だったりもします。 あるいは、「最上志向」の人にとってネガティブなフィードバックはあまり心地よく思わないけど、「回復志向」の人にとっては、自分の改善点を知るという意味で貴重なアドバイスとして受け取れたりもします。 もちろん、それぞれに他の資質の組み合わせにより違うし、ケースバイケースではありますが。 いずれにしても、よく言われる、 自分がして欲しいことをして、自分がして欲しくないことをしない というのも場合によっては成り立たないよねぇということ。 そしてもう一つ大きな誤解がありそうなのは、自分がやりたい放題している人って、実は他者がそうすることも認めているということ。 ここが難しいのは、そうやってやりたい放題にしている人を“わがまま”と認識している人は、自分がやりたいことを押さえがちだということ。 だから、自分がやりたいことをやっても、そしてその結果その人に(自分から見ての)迷惑を掛けることになっても、相手が意外と意に介さず受け入れてくれることもあるということに永遠に気づけないという“悲しい現実”があります。 ちなみにコーチングでいう自己基盤とは、最終的には自己本位なあり方を目指します。 そしてここでいう自己本位とは、自分を尊重しつつ、もっと言えば自分を尊重しているからこそ、他者も尊重できている状態を指します。 それは、必ずしも他者の行いを何でも受け入れるということではなく、イヤなことはイヤなこととして「No」と言えるということでもあります。 つまりは、自分が誰にも迷惑を掛けずに生きることなど不可能だし、誰からも迷惑を掛けられずに生きることも不可能である。 この事実を前提にそれを受け入れていくしかないということ。 そして人それぞれに価値観が異なる以上は、誰がどんなことを迷惑と感じるかもわからないのでやってみるしかない、すなわち自分のやりたいことを自分で決めて動くしかないということ。 その上で、それを迷惑と思ったならば「やめてください」という権利を周囲の人は持っているということ。 もちろん、それは逆もまたしかり。 アサーティブってまさにこれなんですよね。 自戒を込めて。無料レポート
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