資質の組み合わせです。
「共感性」をどう共存させるか

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この方の場合は、
「共感性」をその他の資質とどのように共存させ、活かせているかがカギだと思います。
あり得るパターンは、「コミュニケーション」x「着想」x「活発性」で面白いことを思いつき、それを話したくてたまらなくなって誰かに話した時に、その人が怪訝そうな顔をするのを見て気持ちが萎えてしまうとかですね。
ここでもし「共感性」の代わりに「ポジティブ」だったりしたら、相手が怪訝そうな顔をしようがキョトンとしていようが、話すだけ話して自分は満足…みたいになるかもしれません。
「共感性」で周囲の人の気持ちに寄り添い最大限配慮するところが良さでありながら、せっかく面白いことを思いつき話したくなる他の資質にとっては、ある意味
余計なブレーキを掛けてしまう存在になりかねないと思います。
なので、この場合の「共感性」は、
スイッチのオンオフで切り替える、あるいはボリュームの上げ下げでその感度をコントロールしてあげることが大切になると思います。
この方の場合は、「活発性」でまず動いてしまい、それに対する周囲の反応に対し「共感性」が後追いでくる感じだと思うので、そのコントロールは容易ではないと思います。
でも、自分が必要以上に相手の感情を感じ取り過ぎるのだとわかっていれば、一瞬ひるんだとしてもそこで気を取り直しさらに踏み込んでいくことができるようになると思います。
もちろん少しずつの話しではありますが、それを繰り返すうちに事実として
周囲の人は自分が思うほどにはネガティブな感情は抱いていないということがわかり、場面によって「共感性」の感度を良い意味で下げられるようになると思います。
そして、その他の場面では思い切り「共感性」を発揮すれば良いと思います。
そういう意味でも
“切り替える”意識が大事だと思います。
せっかく自分の資質を知り自分のクセをしったならば、知ったなりにうまく活かす方法を考えましょう。
自分の思考のクセを切り出して名前をつけたのが資質。
後はその資質の出し入れなり、ボリュームの上げ下げなりで自分自身でマネジメントしていくことが大事です。
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