「適応性」的には今を見て生きている感じなのですが、今だけ見ていると進んでいる感がないので、時々過去を振り返ることで現在地を確認するような感覚でいます。
なので、私が過去を振り返る時は多くの場合で“昔がいかに酷かったか…”です(笑)。
ふと昔を思い出す
で、今日ふと思い出したのは、以前書いたことがあるかもしれないですが、とある部下のことです。
自分がマネジャーの頃彼と面談していて自分の思考がフリーズしたことがあります。
それはなぜかと言えば、その当時の私は自分が当たり前に「こうだ」と思っていたことは部下もそうに違いないと完全に思い込んでいました。
その部下は、その当時そこそこベテランで次のステップとしてそろそろ部下を持つ立場でやって欲しいと思っていました。
もっと言えば、その点に関して物足りなさを感じていたので、もっと成長して欲しいとすら思っていました。
面談においてもその点を話し合うつもりでいました。
ところが彼曰く、部下を持つことにはまったく興味がない…と。
「えっ、えっ、なんで…」とその当時の私はなりました。
ホントになんか理解できなくて固まってしまったのを覚えています。
その当時の私は、「誰だっていつかは昇格して人を率いる立場になりたいと思い頑張っているものだ」と、無条件に思い込んでいたのです。
これは単なる一例ですが、他にもたくさんこれに似たような事例がありました。
要は、自分の当たり前を無意識に他人にも投影していたのです。
「自分がこう思うのだから相手もこう思うはずだ」
今思うとまったくもってナゾの思い込みでしかありませんが、その当時はそんな感じでした。
こういうすれ違いって多かれ少なかれありますよね?
他にもあったのは、私の場合は「調和性」x「適応性」なので周囲に合わせて柔軟に立ち回れます。
というか立ち回ってしまいます。
そういう自分からすると、周囲に合わせようとしない人を見て
「なんて融通が利かないんだ」
と思ってしまい、それをストレスに感じてもいました。
そしてそういうのって地味に、そして無駄にエネルギーを使います。
結局私の場合は、彼との面談も一つのきっかけとなり、コーチングを始めとする人の多様性をベースとしたコミュニケーションのあり方を学び、自分とは価値観の異なる人も尊重できるようになりました。
その当時の私は、まだストレングスファインダーとは出会っていなかったので、その時点でもし出会えていたら…と思わなくもないです。
それでも当時の私はコチコチに固い人だったので、ひょっとしたら
「そんなもんで決めつけるな!」
的に拒絶していたかもしれないですけどね。
今日は、
「ひとまず、昔よりは成長しているなぁと確認できました!」
というお話しでした!(笑)
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