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相手の選択に委ねるというあり方

相手の選択に委ねるというあり方


先日は、昨年3月より学んでいたコーチングスクールの認定試験(実技)でした。

コーチング自体は10年以上前に別のスクールでも学んでいますが、いろいろ思うところがあり学び直しの意味で学んできました。

いずれにしろ「最上志向」x「学習欲」なので、自分を高め続ける上でも学びは欠かせません。

さて、当日はむちゃくちゃ緊張しましたが、何とかうまく乗り切ることができました。

「最上志向」x「自我」で、できる自分を見せたいと自分で自分にプレッシャーを掛けてしまうところもあり、こういう場面では本当に、本当に緊張してしまうのです。

だから直前まで

「今日はボロボロになるだろうな」

と想像していたので、そこそこうまく関われたのは自分でも意外でした。

自分の番になるまで時間があり過ぎ、脳内でいろいろとシミュレーションしていました。

また、コーチング時の大切なポイントをPC画面に付箋ソフトで貼り付けてみたりしていましたが、本番ではそんなものに目をやる余裕などなく…(^_^;)。

本番中は、ひたすらクライアント役の方に向き合うことに集中していました。

結局のところ、こういう場面では普段できていないことができるはずもないのです。

それまでの積み重ねがただ如実にそこに表れるだけのこと。

とは言え、そうわかっていてもちょっとでも何とかしたくなるのが人間の性ですね。

細かなテクニカルなところは置いておいて、今回自分が意識していたポイントは二つありました。

一つには、相手の思考パターンに寄り添うということ。

今回はたまたま相手の方のストレングスを把握していたこともあり、その人の思考を妨げず自ら答えが出しやすい関わり方をすることを心がけました。

そしてもう一つはより本質的なこととして、徹底的に相手の選択に委ねるということを意識していました。

人って本質的に誰かの役に立ちたいというのがあるので、相手の課題や目標に対し何らかアドバイスをしたくなるものです。

特に私の場合“問題解決”思考になりやすく、相手に考えてもらうより自分が考えてしまいがちなところがあります。

だからこそ、

「この時間はクライアントが自ら考え、答えを出す時間なのだ」

ということを強く意識して臨みます。

今回は特にその部分が奏功したのだと思います。

とは言え前述したように、その場でこういうマインドでいられるかどうかも普段のあり方に依存するのです。

私の場合、上述したように、本来問題解決思考が強く、自分で考えアドバイスしたくなるタイプです。

そんな自分が今のようなマインドでクライアントさんと関われるようになれたのは、やはりストレングスファインダー®の影響が大きいと思っています。

人それぞれの違いがその人の才能であり、素晴らしいところであるというのが、これまでの長年の積み重ねによって完全に腹落ちしています。

だからこそ、相手の言っていることを勝手にジャッジすることなく、すべての選択を相手に委ねることができるのです。

そしてこういうマインドでいることは、コーチとして必要なだけではないと思っています。

コーチ、クライアントという特別な関係だけではなく、単に人と人として、自分とは違う思考や価値観を持つ相手をただただ尊重していく。

それが自らの生きやすさにつながり、そしてその影響が周囲の人たちにも伝わることで、周囲の人たちも生きやすくなっていくのだと思っています。

自分自身まだまだではありますが、これからもそういうあり方(生き方)を追求していきたいと思っています。

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