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「何がそうさせているのか?」という問い

「何がそうさせているのか?」という問い


先日は、とあるコミュニティでのセミナー(勉強会?)に参加しました。

講師の方のお話しは、これまでにどんな苦難がありそれをどうやって乗り越えてきたかというもの。

そのすさまじい苦難に驚くとともに、そのことをさらりとお話しされることに対し凄みのようなものを感じました。

こういう場にいると、職業柄か、無意識に

「この人ってどんな資質を持っていてそれをどう活かしていろんなことを乗り越え、成果を出してきたのだろう?」

との問いを持って話しを聴いていることが多いです。

当てにいくでもなく、それで決めつけるでもなく、ただどんな資質が、すなわちどんな才能がそうさせているのかに好奇心を持って聴いています

よく、聴き上手になるには相手に興味を持ち、好奇心を持って話しを聴くことだと言われます。

昔はこれがピンと来ていませんでした。

「『興味を持て』っと言われてもそもそも興味がなければ持てないじゃん!」

と思っていたから。

例えば「個別化」が上位で無意識に人それぞれの違いに関心を持てる人もいます。

でも私の場合はそこまで他人に興味はない…(笑)。

なので、相手に興味を持つためのトリガー、きっかけのようなものが必要です。

私にとってはそれが「何がそうさせているのだろう?」との疑問を持つことです。

今書いてみて思い当たりましたが、私の場合は、たぶんに「分析思考」が働いていますね。

「なぜ?」の疑問がその先の興味関心を呼び起こす感じなのだと思います。

こんなふうに相手の言動がどこからやってくるのかに興味を持ち話しを聴くようにすると、単に聴き上手になれるだけではなく、自分には不快に感じるような相手の言動に対しても「何がそうさせているのだろう?」と疑問を持ち、考えてみることで、反射的、反応的にネガティブな気持ちになることなく、割と落ち着いて対応できるようになると思います。

どんな言動であっても、その人にとってはそうする明確な理由があるはずです。

単に虫の居所が悪かったってことも含めて…(笑)

そして、ここで大事なのは「なぜそうするのか?」ではなく、「何がそうさせるのか?」と考えることです。

「なぜ?」という問いは、その人そのものに原因を求めている感じになり、ややもすると相手を責めているニュアンスにもなりかねません。

「何が?」という問いは、外に原因を求めている感じになり、相手を責めるニュアンスは薄まります。

「何がそうさせているのか?」という問い、オススメです!

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