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非合理な思い込みを緩め選択肢を増やす

何でもそうなのですが、人生の充実度を上げるためには自分が選び得る選択肢を増やすことだと思います。

非合理な思い込みを緩め選択肢を増やす


あっ、これはあくまで、今多少なりともどこかしら生きづらさを感じている人の話しです。

今、何の不安も、不満も感じていない人は何も変える必要はないと思います。

本題に戻ると、選択肢が少ない状況というのは、「こうあるべき」との縛りが強かったり、「どうせ自分なんて…」と自分の可能性を信じ切れていない状態だと思います。

これまでのどこかで身につけてきた思考により、その思い込みにより、自分の言動の選択肢が狭まっていている状態です。

その思い込みが合理的なものであれば何の問題もありませんが、人は時に非合理な思い込みをずっと持ち続けてしまいます

非合理な思い込みとは、冷静に、客観的に考えればそんなことは実現不可能だというものです。

例えば、ごく単純なもので言えば「人を傷つけてはいけない」といったものです。

これって、あまり深く考えなければ「そんなの当たり前じゃん!」ってなりそうですよね?

でも、すこし距離を置いて冷静に考えてみると、100%の確率で人を傷つけずに生きていけるかというと、決してそんなことはないと気づけると思います。

つまり、100%人を傷つけないように生きていけるとの保証がない限り「人を傷つけてはいけない」は、非合理な思い込みということになりますよね。

もちろん、だからといって人を傷つけてもいいと言っているわけではもちろんありません。

「“絶対に”人を傷つけてはいけない」と思い込み過ぎていると、何かと言動に制限が掛かり過ぎる、すなわち選択肢が大幅に制限されてしまいます。

この状態だと、自分のやりたいことが出来ている状態からどんどん遠ざかることになります。

つまり、自分のやりたいことを我慢してでも人を傷つけないことを優先してしまう。

これって必ずしも幸せなことではないですよね?

で、この状態から抜け出すには、自分がやっちゃダメだと勝手にブレーキを掛けていることをやってみるしかないのです。

やってみて初めて人ってそうそう簡単には傷つかないものだということに気づけるし、たとえ意図せずして誰かを傷つけてしまったとしても、自分が思う以上に他の人はそういうことに寛容なのだと気づくこともあるでしょう。

そうやって初めて自分の言動の選択肢が増えていくのです。

これって他にも多くの非合理な思い込みがありますよね。

例えば「調和性®」上位の人であれば、対立への恐れから自分が思っていることを表現しないことを当たり前にしてしまっているかもしれません。

それって自分が思っていることを、たとえ対立したとしても伝えるという選択肢を置いていないということです。

「調和性®」上位の人は、ひとたび対立が起こるとその関係性を修復するのは困難だとの思い込みを持っていることが多いです。

でも、ここもやはり冷静に客観的に考えれば、非合理な思い込みであることは明白です。

自分の思い込みの非合理さに気づいたならば、その思い込みを打ち破る言動に小さなことからチャレンジしてみる

それによって自分の選べる選択肢が増えていき、きっと生きるのが楽になるし充実度も増していくと思います。

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