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自分の見ている世界と、他者が見ている世界の違いを知る

先日は、とあるコミュニティの仲間と飲み会でした。

自分の見ている世界と、他者が見ている世界の違いを知る


いろんな方のお話しを聴きながら、その人の持つ資質を想像しています。

もちろん全部が全部当たる訳ではありませんし、当てることが目的でもありません。

でも、ストレングスを入り口としてその人の思考のクセを探っていくと、それぞれの人との相応しい関わり方が見えてきて、それまで以上にストレスなく他の人と付き合えるようになります

このコミュニティの一部のメンバーには、ストレングスファインダー®の資質の読み込みを提供しています。

昨日もその話しになったのですが、ある人から一人ひとりの特徴を知ることで、こちらから何かを依頼する時にそれぞれの人の特徴に合わせて対応を変えることができるようになったと話しがありました。

これを、仮に私を例にとって説明してみます。

私の場合は、「調和性®」上位なので、人から何か頼まれると断るのが苦手です。

「自我®」も高く、基本人に貢献することで認められたい人でもあり、余計にそうなりやすいです。

でも、人によってはその感覚が薄い人も当然います。

そういう人、すなわち自分ができない、イヤだと思えば素直に断れる人は、素直に頼める人でもあります。

なぜならば、出来なければ、嫌ならば、断ってもらえば良いと思っているからです。

逆に言えば、自分が断るのが苦手な人は、それを相手にも投影してしまうので、頼むのが苦手な人になってしまいます。

自分が頼み事をすると相手は断りづらいだろうから、そういう意味で迷惑を掛けてしまうのではないかとブレーキが掛かってしまうのです。

私の場合は、上述した「自我®」に加え「責任感®」で何かと抱え込みがちであることと相まって、まさに人に何かを頼むのが超苦手です。

ここでは話しが深まり過ぎるのであまり書きませんが、そこには自分に対する無価値感とかも関係しています。

自分のために、他者が何かをやってくれるような価値は、自分にはないとの思い込みです。

ま、それは置いておいて、自分が大切にしていること、要らないと思っていること、簡単に出来てしまうこと、頑張らないと出来ないこと、こういったものが他者と接する際に無意識レベルで投影されます。

まずは、自分自身がどんな思考のクセを持っているのかを理解すること。

そして、他者はまた自分とは違う思考のクセを持っていることを認識すること。

その上で自分とは異なる相手の思考のクセを紐解き、それを元に可能な限り相手にとって心地よい関わり方をしていく

例えば私の場合であれば、その頼み事を断ってもその人は他の人にお願いする余地があるとか、自分が断ることが迷惑を掛けることにはつながらないわかると、比較的気軽に断りやすくなります。

それでもどこか申し訳なさという罪悪感は残りますが…(^_^;)。

逆のパターンで言えば、

「あなたにしか頼れない!」

的に言われると「自我®」「責任感®」が発動して

「何がなんでも期待に応えよう!」

となりやすいです。

状況によっては、だからこそ自分を苦しめることにもつながりかねないので、必ずしも良いことばかりではないですけどね…。

人は、必ず自分の思考のクセを反映させた形で世の中を見ています。

自分の見ている世界と、他者の見ている世界がどう違うのかを理解していくことが多様性を受け入れ、自分とは違う他者とうまく関わっていく際のカギとなります。

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