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ストレングスファインダー®でチームに人格を与えてその特徴を読み解く

先日は、某実業団チームの皆さんにストレングスファインダー®研修を提供してきました。

ストレングスファインダー®でチームに人格を与えてその特徴を読み解く


以前からスポーツの分野にも興味があったので、お話しを頂いた時には嬉しかったですね。

スポーツ分野と言っても、チームである以上やることは基本的には同じことです。

チーム全体としての特性を読み解き、その全体の構造の中で(関係性の中で)個々人の特性を読み解いていく。

今回は特にスポーツ選手ということで、練習に向き合うモチベーションの維持の仕方や競技本番のパフォーマンスを最大化するために個々に意識すると良いことについてお話ししました。

まずはその中で、チーム全体の特性をどう読み込むかについて書いてみます。

簡単にいうと、チーム全体を擬人化し、どんな特徴を持っているかを読み解いていく感じですね。

一人ひとりを読み解いていく場合には、個々の資質の組み合わせを見て自然とうまくいくところそうでないところを読み解いていきます。

そのうちの後者のパターンの一つが、特定の資質同士が相反する方向に働くことです。

例えば、別け隔てなく全員と等しい距離感で関わりたい「公平性」と、特定の人と濃く関わりたい「親密性」とか。

そういう組み合わせのパターンは、個々人の場合はそんなに頻出するわけではありません。

でも、個の寄せ集めであるチームだと、当然ながらある意味相反する意味合いの資質を持つ人同士が当たり前にそこにいるわけです。

つまり、そういう人(集団)同士は無意識でいるとすれ違いやすい。

だからこそ、そういう特徴があること、そしてなぜそうなるかということを理解することが大切なのです。

今回のチームで言えば、指導者側は一人ひとり個別に自分がどこを目指しどうやってパフォーマンスを上げていくのかを自ら考えながらやって欲しいと関わっていく感じでした。

それに対し選手側は、思考系の資質は少なくて、人間関係構築力と実行力資質が多く、言われたことを確実にこなしていくという才能でした。

お互いがこの特徴を知らないままでいると、こういうことが起こりがちだと思います。

指導者側はいつまで経っても自発的に考えてやっていく感じが見えずに不満を抱く。

一方選手側は、「ちゃんと言われたことはやってるのに…」と不満を募らせていく。

お互いが悪気なく自分のやるべきことをやっているのに、こんなことが起こるのはある意味不幸ですよね。

でも、それぞれのどんな資質がそうさせているのかがわかれば、お互いに歩み寄ることができるようになります。

個の集合体であるチームは、ある意味とても複雑な思考を内在した人格であるとも言えますね。

“個”同士が複雑に関わり合っている、ある種の生命体でもあると思います。

ストレングスファインダー®はその複雑な関係性を資質を通してシンプルに(とは言え難しいけど…(^_^;))見せてくれるツールです。

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