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先日は、愛知県の大きな企業でストレングスファインダー®研修を実施しました。

そこでの気づきについて書いてみます。

資質は生産的に使ってナンボ

今回依頼を頂いたのは、二週に渡ってそれぞれ異なるメンバーにお伝えすること。

今回は、前週に引き続き、また違うメンバーの方にお伝えしました。

当初お話しを頂いたのは"講演”形式。

「そうか、講演か…」と思いつつ、基本受け身の私は「そう言われるのであれば…」と、そのつもりで準備しました。

そして、初日は”講演”なので、インタラクティブにやることは意識しつつも、一所懸命“しゃべり倒しました”が反応は今ひとつ…(^_^;)。

そう、残念ながら私にはしゃべりで圧倒する力はありません。

しかも研修は、業務終了後の夜。

ただでさえ“子守唄ボイス”なのに(笑)、申し訳なかったです。

ま、それでも前回の参加者の中に「これを是非職場全体でやりたい！」との声もあったそうなのでそれなりに伝わったものはあったとは思いますが。

いずれにしても二回目となった先日は、まるっきり変更してワークショップ形式に。

「最上志向」的に短い時間の中でどう気づきを得ていただくかに腐心して、ギリギリまでブラッシュアップしました。

結果、最初は硬かった皆さまも、ワークの中でＳＦを共通言語として語るうちにどんどん盛り上がっていきました。

私の役目は、皆さんなりに理解した自分の資質について論理的な裏付けをしていくこと。

そうすることでさらに理解が深まります。

そして、今回の気づきは二つ。

一つ目は、ストレングスファインダーを活用していくにはそこに会話、対話が必須だということ。

ここは、わかり切っていることを再確認した感じ。

そしてもう一つは、自分の思考のクセについて。

「調和性」ｘ「適応性」で、良くも悪くも受け身であり、先方の言うことをそのまま真に受けてしまう傾向が強くあります。

実際、要求されたことはどんなことでもそれなりにやれる自信はあるので、それはそれで良いとして、今回みたいに「本当はこうした方がいいのだけど…」という時にもついつい、「先方がこう言っているのだから」とそのまま受け入れてしまいます。

今回も、二時間という短い枠の中で、それでもより納得感の高い場を提供するには講演という形ではなく、ワークショップを選択した方が良いことを自ら提案してみるべきだったな…と。

恐らくは、“講演”という意味合いも、先方とこちらでの認識は異なっていた可能性もあります。

私は、“講演”と聞くと、皆さんの前に立って時間いっぱいしゃべるというのを勝手にイメージしてしまいます。

でも、その言葉を使っている人全員が同じイメージを持っているとは限らないですよね。

自分が良いと思うことを提案するだけしてみて、最後は先方の判断であり、最終的にはそこに従えばいいわけで、そこにこそ「適応性」を使えばいいんですよね。

資質は生産的に使ってナンボ。

より生産的に使うために出すべきところ、引っ込めるべきところ、このマネジメントが大事だよねぇと改めて感じた出来事でした。

いずれにしても、ワークショップ形式に変えた今回は、より盛り上がり、それぞれに気づきを得て帰っていただけたようで良かったです。

ここからまたストレングス文化が広がっていけば嬉しいなぁ。