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ストレングスファインダー®で生き辛い前提を書き換える

先日熊本に来てくれた3人のストレングスコーチは、2013年に米国オマハにストレングスを学び行った際の仲間でした。

その時の話しも話題に出て盛り上がったのですが、その当時の私と今の私とではずいぶん印象が違うみたいです。

その点では私自身も大いに思い当たるところがあります。

自分で自分をどう見ているか


その当時は、精神的にはある意味どん底の時期でもありました。

そして、その当時の自分と今の自分で何が違うかと言えば、自分そのものは何も変わっていません。

ここで言っているのは、自分自身の特徴、傾向性は何も変わっていないということです。

どんな場面で、どんな反応が起こり、どんな言動につながりやすいか…この部分は何ら変わっていません。

では何が違うかと言えば、そういう傾向性のある自分のことを否定的に見ているのか、そうでないのかの違いです。

以前は明らかに前者でした。

端的に言えば自己肯定感がとても低かったのです。

特にどういう点でそれが現れやすいかと言えば、以前は自分の苦手とする人が多くいました。

正確に言うと、苦手というよりは「自分はこういう人からは相手にされないだろう。」という思い込みでした。

自分の特徴としては、どちらかと言えば周囲に合わせていくタイプで自己主張は少ない方です。

そんな自分から見て、資質で言えば影響力x実行力系で、明確に自分という軸を持ち自己主張のはっきりしている人は苦手感があったし、そういう人から自分は相手にされないという感覚が強くありました。

実は、今回お会いした3人がまさにそういう人たちだったのです。

だから、今回私と一緒にストレングスを勉強したいとのオファーがあった際、最初の反応はやっぱりこういうものでした。

「えっ、俺でいいの??」

客観的に見て、ここまでストレングスに特化して多くの情報を発信している人間はそんなにはいないわけだし、その質にも自信はあります。

なにせ「最上志向」ですから(笑)。

それでも、そういうものをいくら積み上げていっても自信にはつながりませんでした。

それって結局自分が何を提供できる人間かということと、自分が感じる自分の価値というのはまったく関係ないということでもありますね。

だから、どこまで行っても、どれだけできることが増えても、質を上げていっても、それが揺るぎない自信につながることはありません。

逆に言えば、自分が提供できるものがどれだけあるか、どういうもので貢献できるかに関係なく、自分の価値は自分で感じて良いということでもあります。

私の場合は、この5年の間にそこに気づき、何か提供できる自分だから…ではなく、ただ自分が自分だから価値がある、自分という存在そのものに価値がある、ということを受け入れることを“頑張って”やってきました。

その効果が今になって少しずつ現れているような気がします。

今回も、最初に「えっ、俺でいいの??」という反応が出てしまったように、まだまだ十分に自分そのものを受け入れている感はありませんが、以前ほど強く自己卑下することはなくなりました。

だから今回来てくれた3人のコーチともまだまだ頑張ってる感はありつつも、対等感を持って接することができたように思います。

相手にとってみればそもそも元から対等なのに、自分で自分を勝手に下げてしまっていたのです。

バカバカしいですね。

どういうメカニズムかと言えば、自分で自分のことをどう捉えているのかが、他の人が自分のことをどう捉えていると“思っているのか”に投影されるわけです。

なので、自分で自分を受け入れていなければ、他者からも受け入れられない自分であるとの前提で物事を見てしまうので、結局はそういう証拠探しをしてしまい、ますます自己卑下を強めていってしまうのです。

弱みを強みに書き換え、自分を受け入れる


で、結局5年前の自分と今の自分で何が違うかと言えば、自分の特徴をこれが自分なんだと受け入れられるようになったということです。

もっと言えば、昔は自分の弱みだと思っていたところを、むしろ強みなんだと認識するようになったということです。

ここはもちろん、ストレングスファインダー®での自己理解のおかげです。

自分の弱み、ダメなところって、他の人から見てもそうだろうなぁと勝手に思い込むわけで、自分が弱みとして認識しているところが多ければ多いほど、そんな自分は周囲から受け入れてもらえない感が強くなりますよね。

結局のところ人は無意識に見たいものを見ているわけなので、前提が変われば見えてくる世界が変わります。

他者から受け入れられない自分である前提であればそういう証拠探しをするし、無条件に受け入れられる自分である前提であれば、相手の反応もそう見えるわけです。

もし今何らかの生きづらさを感じているのであれば、自分が持っている前提を明らかにしてその前提をひっくり返し、既にそうなったつもりで振る舞ってみるといいと思います。

特に自己肯定感が低くて自分に自信の持てない人は、その前提をひっくり返してみることをお勧めします。

どんな自分であっても周囲に受け入れられる自分だったらどんなことができるだろう?

それをイメージし、勇気を持ってそのイメージに沿う行動をしてみてください。

きっと少しずつ、でも確実に何かが変わっていくと思いますよ!

そして、前述したようにストレングスファインダー®での自己理解は、弱み⇒強みへの前提の書き換わりが起こり易いのでオススメです!

弱みしかない自分を受け入れろと言われても難しいですよね?

ストレングスファインダー®は、無理なく自己肯定感を上げてくれるツールでもあります。



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資質のプロファイリング

ストレングスファインダー®は、診断したのみで活かせるものではありません。一つの資質のみならず、それらの組み合わせによってどんな思考、感情、行動のパターンが出来上がっているのかを理解し、そのパターンゆえの強みを活かしつつ弱みに対処していく必要があります。ストレングスファインダー®の専門家であるギャラップ認定ストレングスコーチが自分の資質を活かして人生を好転させるコーチングを提供します。

<サンプル映像:ストレングスコーチング>


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