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チームの違いを「役割」に変える共通言語|営業部門8名の研修から

同じチームなのに、メンバーの動き方がばらばらで、なかなかかみ合わない。そう感じることはないでしょうか。

ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)の資質をチームの共通の言葉にすると、違いは「役割」として受け止められるようになります。「あの人はなぜああいう動きをするのか」が分かるからです。営業部門8名の研修の話を書きます。

営業部門8名のチームビルディング研修で、何をしたのか

以前、ある企業の営業部門に所属する8名の皆さまに向けて、「チームビルディング」をテーマにしたストレングスファインダー研修を実施しました。

事前にお一人おひとりの資質の組み合わせを丁寧に読み込み(プロファイリング)、自己理解と他者理解を深めたうえで、全体を組み立てました。この研修で軸にしたのは、次の2つの視点です。自分の資質をどう活かして貢献できるか。そして、苦手な部分をどう補い合えるか。

資質の組み合わせを事前に読んでおくと、お互いの動き方の違いを、研修の場で言葉にして話し合うことができます。この「資質という共通の言葉」で話し合うことが、今回の話の中心です。

資質を言葉にすると、チームの中の違いはどう見えますか

たとえば、「包含 × 共感性」を上位に持つ方は、自然に一人ひとりの気持ちに寄り添い、声をかけてチーム全員に居場所を感じさせる役割を担えます。人事担当の方であれば、新しく入ってきたメンバーが孤立せずに馴染むことを支える姿をイメージしていただけるでしょう。

こういう動きは、資質の名前を知らないままだと、ただ「よく話しかけてくる人」としか見えないかもしれません。資質や強みの違いを言葉にして具体的に知り合うと、「なぜあの人はああいう動きをするのか」が理解できるようになります。

そして、誤解や不満ではなく「役割」として受け止められるようになります。同じ動きを見ても、受け取り方が変わるのです。

職場では、自分と違う動きをする人を見ると、「どうしてあの人は」と思うことがあります。そのとき、お互いに使える共通の言葉があれば、「あの人はこの資質の人だから、こう動くのだな」と受け止める手がかりになります。

苦手なことは、チームの中でどう扱えますか

研修には、人間関係構築力が低めで、会話の量が少ないことに悩んでいる方もいらっしゃいました。

こうした方も「規律性 × 達成欲」が上位にある場合には、「1日1回、誰かに声をかける」とタスク化して習慣に組み込むことで、行動を変えられます。

また、自分では気づきにくい部分を、人間関係構築力が高い同僚からアドバイスしてもらうという協力のしかたもあります。営業成績のフィードバックは苦手でも、雑談を通じてチームの雰囲気を和らげられる人がそばにいれば、それだけで強力な補完関係になります。

苦手なところを一人で抱え込まなくても、誰が何を得意としているかが分かっていれば、頼る先が見つかります。これも、資質という共通の言葉があるから話しやすいのだと思います。

苦手なことは、困っていないなら、そのままでいいと私は思っています。困っているときの対処は、①自分の強みで補う ②人を頼る ③そこそこ頑張る、の3つです。この方の例でいうと、タスク化は①、同僚のアドバイスは②にあたります。

理想のチームは、あらかじめ組み合わせて配置できますか

人は将棋の駒のように、理想的な組み合わせをそろえて配置できるものではありません。現実には、たまたま集まった多様な個性を持つ人たちが、互いに理解し合いながら理想のチームをつくっていくしかありません。

そのために欠かせないのが「対話」です。特に、ストレングスファインダーを共通言語とした対話です。

あなたの職場でも、顔ぶれは決まっていて、入れ替えはできないことがほとんどだと思います。その顔ぶれのまま、違いを役割として使えるかどうかは、違いを言葉にできているかにかかっています。

声をかけて回る人も、黙々とタスクを進める人も、同じチームの中でそれぞれ役割を持っています。それが見えるようになるのが、共通の言葉を持つということだと私は考えています。

あなたのチームには、違いを言葉にして話す機会がありますか

あなたのチームには、資質や強みの違いを言葉にして対話する機会があるでしょうか。

強みを活かすチームづくり研修では、事前に動画で基礎を学んでいただき、当日は講義を最小限にして話し合いと練習に時間を使います。参加者全員の資質の一覧を当日その場で使い、自分と違う資質の人を知って、お互いの強みを貸し借りできるチームをめざします。チーム全員向け・管理職向け・若手向けがあり、人数や時期が決まっていなくてもご相談いただけます。くわしくは強みを活かすチームづくり研修をご覧ください。

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上記はギャラップに承認されたものではなく、ギャラップの認可も推薦も受けていません。クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)に関する意見、見解、解釈は、株式会社ハート・ラボ・ジャパン代表 知識茂雄だけの考えです。

この記事を書いた人

知識茂雄

知識 茂雄ちしき しげお

株式会社ハート・ラボ・ジャパン 代表取締役

1986年に九州日本電気株式会社に入社し、半導体技術者として品質向上の業務に従事。2011年に人事総務部へ移り、社内教育・研修の企画と運営、コーチング研修・アサーション研修の社内講師を担当しました。2013年にギャラップ認定ストレングスコーチの認定を受け、株式会社ハート・ラボ・ジャパンを設立。13年・延べ5,000名超のプロファイリングを行い、コーチングを続けてきました。

ギャラップ認定ストレングスコーチ/国際コーチング連盟プロフェッショナル認定コーチ/日本プロフェッショナル講師協会認定講師

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受講者の34資質の結果を使って、自分と仲間の資質の違いを知り、お互いの強みを貸し借りできるチームをめざす研修です。

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