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上位資質に合わせて日々の過ごし方を考える

資質のプロファイリングを提供しながら感じるのは、自身のキャリア形成をどうするかに悩んでいる方が多いということ。

ここも繰り返し書いてきたことですが、クリフトンストレングス®（ストレングスファインダー®）からただちに適職が見つかるということはありません。

個人的にも、あなたは何かに向いている or 向いていない、とは絶対に言いたくないのです。

多くの人が純粋に自分のやりたいことだけをやれる環境にはいない以上、向いている、向いていないでジャッジするのはその人の可能性を狭めてしまうことになると思っているからです。

言い方を変えると、職業や職種までをも限定してしまうのは可能性をかなり狭めてしまうのでそういう使い方を私自身は絶対にしません。

一方で、そうは言ってもより生き生きとしやすいとか、よりやりがいを感じやすいとかの環境や働き方というものを自覚しつつ、それらを大切にしていくというのはとても大切なことだとも思っています。

具体的に言えば、職業、職種によらず直接的に人と関わる方がより生き生きとしやすいとかです。

逆に言えば職業、職種によらず他の人と関わるチャンスの少ない働き方になってしまうとストレスが溜まりやすいとか。

職業、職種によらず日々の過ごし方も自分の上位資質に合わせた工夫ができると良いですね。

私の場合で言えば「アレンジ」ｘ「適応性」（＋　ｘ「最上志向」）が特徴的な組み合わせであり、あまり長期的にガチガチ予定を組むよりは日々その瞬間に必要なことを自分のリソースを最適に組み合わせ、予定も自在に組み合わせ成果を出していく方が快適です。

こんなふうに自分の日々の過ごし方をできる範囲で自分の上位資質にとって快適なものにしていくことも、様々制約のある中で少しでも可能性を広げることにつながると思っています。

自己理解を深めることで大きなキャリアチェンジを決断される方もいると思います。

それはそれで素晴らしいこと。

でも、大きなキャリアチェンジは叶わずとも、自分のマネジメントできる範囲でもっと自分を快適な環境に置き、生き生きとさせる工夫をしていくことにも大きな意味があると思っています。