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伝えるということは、心を開くということ

「伝えるということ」その7です。

伝えるということは、心を開くということ


伝えるということは、心を開くということ

人は誰しも光を浴びて輝くとき、陰に潜んで佇むとき、両方のときを過ごします。

光と陰は表裏一体、いい悪いはなく、どちら側にいようとも、自分自身であることに変わりはありません。

人は心を開き、光と陰、両面を包み隠さず見せてくれる相手に共感を覚え、信頼を寄せます。

心開く相手には、自分も心を開き、相手をより理解しようという気持ちが芽生えます。

伝えるということは、心を開くということ。

閉ざした心には風をあてよう…。

読み返してみて思いました。

心を開くってどういうことだろう?

逆に言えば心を閉ざしている、開けないってどうしてだろう?

そこにあるのは、ひょっとしたら”怖さ”なのかもしれません。

心を開くというのは、自分の弱みすら相手に見せてしまうということです。

弱みを持っていない人なんか一人もいないのだけれど、何かをできない自分を見せてしまうと価値の無い人間だと思われはしないかと恐れを抱いてしまいます。

でも、人は不思議と自分に弱みすら素直に見せてくれる人に、出来ないことは出来ないと素直に口にできる人に、好感を覚え、信頼を寄せます

そして、そんな相手には自分も心を開いてみせてくれます

私自身も、少しずつ、少しずつ心を開く練習をしています。





文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄