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ストレングスファインダー®の資質を成熟させる

ストレングスファインダー®の資質には、未成熟な状態と、成熟した状態があると言われています。

ストレングスファインダー®を日常に活かすカギは、いかに自分の資質を成熟した状態にもっていくかです。

資質が未成熟な状態とは


資質が未成熟な状態というのは、自分の持つ資質がどう強みとして発揮されるポテンシャルを持っているのかを理解しないまま、ただ自分のニーズに振り回され、反応しているだけの状態です。

例えば、私が上位に持つ「調和性」であれば、対立に対する恐れが全面に出てしまい、対立が起こっている場所からただただ逃げ出したくなったり、自分なりの意見は持っていてもただ飲み込んでしまうだけの状態だったりします。

同じく「自我」であれば、ただただ自分を周りに認めて欲しくてスタンドプレーに走ったり、自分がちょっとでも否定されたように感じると拗ねてしまったりの状態になります。

他にも「責任感」であれば、自分だけの正しさを振りかざしてしまい、周りを縛り、苦しめるし、結果自分も苦しむことになります。

私の場合は、上の3つすべてを上位に持っているので、今よりもっと未成熟な頃は本当に上に書いた状態だったし、日々しんどい思いをしていました。

資質を成熟させるカギ


では、資質を成熟させるための一つのカギは何かと言うと、自分の資質を強みとして使った他者貢献を意識することです。

自分の他の人にはない資質とその組み合わせは、周りに対してどう役立っているのか。

そしてそれは、どうやればもっともっと役立つように使えるのか。

これをとことん考え意識することです。

例えば、「調和性」であれば、一見議論が対立し交わりようがないように見えている中で、自分には見えている合意点、着地点を提示しながら仲介役を担う。

「自我」であれば、“人の役に立ちたい”を全面に出して、自分が相手に何をしてあげられるか、何を提供すれば喜んでもらえるかを考え実行する。

「責任感」であれば、相手が望んでいること、自分が果たすべき役割、責任範囲を一致させて、その役割、責任を全うする。

こんな風に、自分のニーズに振り回されることなく、他者貢献のために自分の意思と選択で資質を使えるようになるのが、資質というかそれを使っている人間が成熟した状態だと言えます。

資質を成熟させるには自己基盤を整えるのが不可欠

資質が成熟していない状態、すなわち自分のニーズに振り回されている状態というのは、取りも直さず自己基盤が整っていない状態を指します。

だから、資質を成熟させるというのは、それはすなわち自己基盤を整えるということでもあります。

ここで言う自己基盤を整えるとは、“こういう自分でないと周りから認められない”との思い込みから自分を解放することです。

いつでも聞き分けが良い自分。

誰かの役に立って重要な存在として認められている自分。

いつでも、ちゃんと、きちんと正しく振る舞う自分。

こういう自分でないと認められない、存在価値がないとの思い込みからの解放です。

これができた時、自分の資質なりの強みは活かしつつも、ニーズに振り回されることなく、資質をしっかりと自分でマネジメントできるようになります。

何かができる自分ではなく、何もできない自分であっても存在価値があるし認められている。

その感覚が得られたとき、資質は自分の存在を周りに知らしめるために使われるのではなく、他者貢献のための強みとして使われるようになるでしょう。

100%そうなることは難しくとも、そこを目指していきたいなぁと思います。



文責 ギャラップ社認定ストレングスコーチ 知識茂雄