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学べば学ぶほど人を好きになる

先日は、知人のコーチ主催でのクリフトンストレングス®（ストレングスファインダー®）セミナーの講師を務めました。

時間数を完全に勘違いしていて（3時間を4時間と思い込んでいた(^_^;)）自分でもびっくりしましたが(笑)、4時間そのままやらせてもらいました。

終わった後に主催の知人コーチからこんなメッセージをもらいました。

「知識さんのお一人お一人に対してのコメントが愛情深く、一人一人がなんて素敵な、愛おしい存在なんだろうと思えました」

まさに私が目指していることが伝わったんだと思えてとっても嬉しいメッセージでした。

私が本当の意味でクリフトンストレングス®と出会ってからやがて10年になろうとしています。

少々くさいセリフになりますが(笑)、私がクリフトンストレングス®に対し恋に落ちたのは、2013年5月にクリフトンストレングス®を学ぶためにアメリカに渡ったときです。

その時初めて自分の上位資質が強みだと思える出来事があったからです。

その際のエピソードはこちらに詳しく書いています。

それ以来約１０年に渡りクリフトンストレングス®を本業としてやってきました。

その間一つひとつの資質の理解を深めようと、繰り返し、繰り返し自ら勉強会を主催し、学びに時間を費やしてきました。

いや、未だに学び続けています。

そして資質の組み合わせの読み解き（プロファイリング）についても本業として実践する傍ら、Twitter等で情報発信しつつずっとトレーニングを続けています。

そうやって一つひとつの資質、そしてそれらの組み合わせについての理解を深め続けてきたことで、一つひとつの資質も、そしてそのどんな組み合わせも本当に、本当に素晴らしい才能なんだと心から思えるようになりました。

人は、知らないもの、わからないものに対しては無意識の警戒心を覚えポジティブな感情を持つことが難しいもの。

だから、何かを好きになる前には必ずそれをよく知ることとことん理解することが必要なのです。

知ること、理解することで人はそれまで抱いていた警戒心を解き安心感を抱きます。

そしてその先をもっと、もっと知ろうとします。

知れば知るほどそのことに対してポジティブな感情が生まれます。

すなわち単純に好きになったり、素敵だなぁと思えるようになります。

ここで言う好きになる対象は資質であり、それを通して見ている“人”です。

この10年近くの間、そもそも大好きなクリフトンストレングス®を極めていくうちに、人それぞれの違いを受け入れるというのを通り越し、個人セッションや研修で出会うどんな人に対してもただただ「素敵だなぁ」と思えるようになりました。

それが冒頭の知人の感想につながっているのだと思います。

クリフトンストレングス®は人それぞれの違いを才能の違いで表すツール。

そして才能に投資をして開発したものが真の強み。

そもそも人のポジティブな面に目を向けさせてくれるツールなのです。

だからこそ、学べば学ぶほど人のことが好きになる。

そうやって自分と違う人のことを違うからこそ好きなる人が増えれば世の中はもっともっと良くなっていくと思います。

信念や使命感のようなものは持ち合わせていない私ですが、そんな世の中が実現していくことに少しでも貢献できたらなぁと思っています。