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自己責任での自分の言動の選択

前回は、自己の客観視が自分をうまくマネジメントするカギだということを書きました。

今日はその具体例を書いてみます。

自己責任で自分の言動を選択する


私の場合、特に「責任感」とか「自我」で誰かの言動に対して“反応”してしまうことが多くあります。

そして昔は、その反応のままに自分の言動へとつながっていたので、結果的にあまり良い結果をもたらすことにならないことが、これまた数多くありました。

例えば、私には自分なりの(勝手な)こだわりがあり、他者がそのこだわりを理解してくれていないと思うと、やたらとこだわって主張してしまったり。

特に自分が正しいと思う主張を他の人に反論されるとムキになって言い返したり…。

昔の私は、そうなってしまうと、「自分は正しいことをしている」と思い込んでいるので、そんな自分を止めることができず、結果的に他の人に不快な思いをさせることが多くありました。

今はどうかと言えば、その傾向自体はなくなっている訳ではありません。

それ自体は資質ゆえの反応なので消し去ることはできませんし、その必要もないです。

では、昔と今で何が違うかと言えば、その反応に自分を委ねてしまうのではなく、反応したなりに自分の次の言動を自己責任で選ぶ感覚でいるということです。

「それは違う!!」

と思った時に、単純に言えばそれを主張するのかしないのかの二つの選択があります。

その二つの選択肢を比較し、今この場面でどちらを選ぶのか決める感覚です。

そして最近は、多くの場合でそれ以上主張しないということを選ぶことが多くなりました。

それが正しい選択ということではなく、自分と自分を取り巻く状況を勘案して自分の正しさへのこだわりなど取るに足らないことだと思うことが多いからです。

それでも、時には敢えて、例え相手を不快にさせるとわかっていたとしても、主張することを選ぶこともあります。

ただ大人になることを選ぶということではなく、感情を優先することもあります。

大事なのは、それを“自己責任”で選択していくことです。

ただ反応しているだけの場合、そこに選んでいる感覚はなく、従い自己責任も発生しません

私の場合、反応的にこだわりを主張したあげく、相手が不快感を見せると途端に「調和性」が顔を出し、言ってしまったことを後悔するというバカみたいなことを繰り返していました。

自己の客観視から次の自分の言動を自己責任で選択していく

これが出来るようになると、その結果起こることに自分で責任をとれるようになり後悔することが少なくなると思います。

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