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ストレングスファインダー®の資質の二つの完璧主義

今回も資質の組み合わせについてです。

二つの完璧主義


今回は、この方です。
※画像をクリックするとpdfが開きます。

「最上志向」と「回復志向」。

この二つを併せ持っているのがこの方の大きな特徴です。

「最上志向」と「回復志向」は、上位と下位で離れて出ることの多い資質です。

なので、この二つともTOP5に入るのはかなり珍しいケースだと思います。

なぜ一般的に「最上志向」と「回復志向」が離れやすいのかと言えば、ある面で見た時に思考が対極にあるからです。

すなわち、「最上志向」はすでに出来ているところを見てそれをさらに伸ばそうという資質であるのに対し、「回復志向」は今出来ていないところを見てそれをできるようしていく資質なのです。

つまり、この点においてそれぞれに見ているポイントが裏表なので、一般的には上位、下位でお互いに離れやすいのです。

余談ですが、こういうある意味稀なことが起こるのもストレングスファインダー®ならではというか、本当の意味での人の多様性を表現できるツールとして素晴らしい点だと思います。

上述した観点からいくと、この方の場合は今出来ていないところを出来るようにし、出来るようになったことをさらに伸ばしていく

必然的にそんな思考になりますね。

「最上志向」と「回復志向」の共通点としては、ある意味完璧主義的なところがあることです。

「最上志向」は、常にまだまだ出来ると思ってしまうので、現状に満足せずついついさらに良くしようとしてしまうという意味での完璧主義です。

「回復志向」は、本来あるべき姿に戻したいという思考であり、何事も100%のあるべき姿にはならないという現実があるにも関わらず、それを求め続けてしまうという意味での完璧主義です。

この方の場合は、その両方の思考を持つことになり、ある意味究極の完璧主義者と言えます。

もちろんそれがこの方の最大の強みです。

この方の場合は、他の資質との組み合わせを考えても主には“人”に対する関わり方に対し完璧を求める感じになるでしょう。

一方で、やはり完璧主義が過ぎてしまうと、完璧というのが現実的にありえないだけにしんどくなってしまうと思います。

物事についてもそうだし、ましてや人に関して言えば、何事にも完璧な人間なんていないわけなので。

なのでこういう方の場合は、いかにその点を腹に落として完璧主義を緩めていくかがカギだと思います。

この緩めるという感覚が大事なのは、緩める感覚を持つこと自体で自分自身はすごく楽になると同時に、完璧主義的であるその良さや強みは決して失われることはないということです。

元々の基準が高すぎるだけに、それを少々緩めたからといってこの方のいろんな意味でのアウトプットの質は十分に高いはずだからです。

完璧主義的で、自分に求め過ぎだなぁと思ったら、時々思い切ってこだわりを緩めてみるといいと思います。

自分にとっては満足できないアウトプットの質であったとしても、何の問題もなく通用することに気づけて、良い意味で求め過ぎが緩むと思います。



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