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「こうあらねば」の非合理な思い込みを手放す

「こうあらねば」の非合理な思い込みを手放す


クリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)の上位資質は、自分がどういう人間であれば価値ある存在として認めてもらえると無意識に思い込んでいることを表してもいると思っています。

例えば私が順位にとらわれることなく自分を表していると思える資質を挙げていくと以下となります。

【実行力】
責任感
アレンジ
達成欲

【影響力】
最上志向
自我

【人間関係構築力】
調和性
適応性

【戦略的思考力】
学習欲
収集心
内省
分析思考

ここから自分が求めるありたい姿は優秀で、思慮深く冷静で、何でも知っていて、仕事が捌けて、誠実で協調性があり、柔軟な人。

みたいな感じになります。

私の特徴として各資質グループから万遍なく表れているというのもありいろんなことに気を遣いいろんなことを器用にこなすというのもあります。

こういうこと書くと大変おこがましくもありますが、実際そんな風に周囲の人から思われている節もあるなぁと思います。

そして、そういうありたい姿を追い求めることで自然と他者貢献につながっていることも当然あります。

しかしながら、多くの場合自分がどういう人間でいることで価値ある存在として認められると思っているかというのは本人にとって無意識なので、「こうありたい」ならまだしも「こうあらねば」になってしまうといろいろと良くないことも起こりがちです。

「こうあらねば」の理由が、そういう自分でないと価値ある存在として認めてもらえないという思い込みにあるとすると、そうでない自分を見せることに強い抵抗感が出てきます。

もっと言えば“恐れ”が出てきます。

自分の存在そのものを否定されてしまうのではないかとの恐れです。

私の場合で言えば客観的にありたい姿を眺めてみると、要はなんでもこなせる「スーパーマン」になりたい的な感じにも見えます。

でも、当然ながら「スーパーマン」にはなれません。

自分の「こうあらねば」が自分の中では勝手に自分の存在価値と紐づいていることに気づいていないと、常に「『スーパーマン』であらねば」となってしまい、そうはなれない自分と常に向き合うことになるのでしんどいです。

場合によってはそうではないものをそうであるかのように見せるために何かを取り繕うなんてことも起こり得ます。

そして、自分がやっているつもりのことをそうでない体で反応されると激しく反応したりもします。

以前の私が(いや今でも少し…(^_^;))まさにそうでしたが「責任感」x「自我」が暴走すると、自分がきちんとやった(つもりの)ことをそうでない扱いをされると強く反論したくなったり強く拗ねたりしていました。

そうならないためには、まずは自分の中にある「こうあらねば」と自分が価値を置いているありたい姿とが紐づいていることに自分で気づくことが必要です。

そしてそのためには自分の上位資質から来る「こう見られたい」との欲求に気づくことが必要です。

例えば「調和性」x「共感性」であれば人の気持ちに寄り添い人の役に立つということかもしれません。

「ポジティブ」x「社交性」であれば常に前向きで人を楽しませるということかもしれません。

もちろん、どういう自分であれ過度な「こうあらねば」がないのであれば、特段今困っていないのであれば、何も考える必要はないと思います。

それでも、もし常にそういう自分で居続けようとしてしまうとしたらやっぱりしんどいと思います。

なので、もし今の自分を見せ続けることにしんどさを感じているとしたら「こういう自分でないと周囲から認めてもらえない」との非合理な思い込みを手放すことにチャレンジしていくことが大事だと思います。

私の場合で言えば割と何に対しても“しっかりしている”という印象を持たれがちです。

というか、そう無意識に見せているのだと思います。

なので、今の私が取り組んでいるのは、何か“やらかした”ときにそれをオープンにしていくということ。

そうすることで何が起こるかと言えば最初のうちは「意外ですね」という反応を頂くことは多いものの、そういう自分を見せることで自分の存在を否定してくる人などいないことに気づけます。

客観的に見れば当たり前のことではありますが、無意識の思い込みを払拭するためには実際に(自分の存在を否定されるのではないかと)怖く感じることをやってみて確認するのが近道なのです。

「調和性」x「共感性」のような人であれば、常に相手を優先してしまう感覚があるかもしれません。

もしそうだとしたら、時々自分のことを最優先して何かお願いごとをされても思い切って断ってみるとか、そういうことにチャレンジしてみるということです。

クリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)は、自分がどういう人間でいることに価値を置いているか、すなわちどういう人として見られたいかについてもわかりやすく教えてくれるツールでもあると思います。

「こうあらねば」と自分を縛りがちな人は今回の記事を参考にしてみてくださいね。

繰り返しますが今何も問題がないのであれば何もする必要はないと思います。

クリフトンストレングス®(ストレングス・ファインダー®)は、必要なときに自分の都合よく使うツールだとも思っています。

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