ストレングスコーチの知識茂雄です。
研修で資質の説明を聞いて「なるほど」と思っても、職場に戻ると、隣の人とどう接すればいいかまでは分からない。そんなことはないでしょうか。
資質の名前を説明するだけで終わらせず、聞いた周りの人が「この人とはこう接するとうまくいきそうだ」と思える形で伝えると、その人のトリセツになります。たとえば「責任感」と「分析思考」を上位に持つ人には、目的・範囲・期限を具体的に伝えて仕事をお願いするのがポイントです。
以前、地元の大手企業さまで、ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)を活用したチームビルディング研修を行いました。今回は少人数での実施だったこともあり、研修の冒頭に、参加された全員の資質プロファイリングを行うことができました。
研修の冒頭で、一人ひとりの資質を読み解いています
一人ひとりの資質の組み合わせを丁寧に読み解きながら、その人ならではの強みの現れ方や、周囲との関わり方のヒントをお伝えする。そんな濃密な時間となりました。
少人数の研修では、冒頭にたっぷり時間を取って、お一人ずつプロファイリングをします。上位の資質の組み合わせから、その人がどう振る舞いやすいか、どんな場面で強みが出て、どんな場面でつまずきやすいかをお話ししています。
お互いの傾向が分かってから進めるので、そのあとの内容を、自分のこととして受け取っていただけます。
資質の説明だけで終わると、周りの人は使えるのでしょうか?
このような研修で私が大切にしているのは、単に「この人は◯◯という資質を持っています」と説明するだけで終わらせないことです。
私が目指しているのは、それを聞いた周囲の人が「なるほど、じゃあこの人とはこう接した方がうまくいきそうだ」と思える、“その人のトリセツ”として機能する情報をお伝えすることです。
チームで働く以上、関係性は避けて通れません。お互いを理解し、どう接すると相手が気持ちよく力を発揮できるのかを知っているかどうかで、日々のコミュニケーションの質が大きく変わってくるからです。
「責任感」と「分析思考」の人には、どう仕事をお願いすればよいのでしょうか?
たとえば、「責任感」と「分析思考」という資質を上位に持っている方がいるとします。こういったタイプの方に仕事をお願いする際には、次の3つの情報を、できるだけ具体的に伝えることがポイントになります。
・何のためにやるのか(目的) ・どこまでが自分の担当か(範囲) ・いつまでに終わらせればよいか(期限)
そうすることで、安心して自分の責任を果たそうと主体的に取り組んでくれます。
逆に、あいまいな依頼やゴール設定が不明確なままだと、「これで本当にいいのだろうか?」という不安が先に立ってしまい、持っている力を十分に発揮できない可能性も出てきます。
こうした、ちょっとしたコミュニケーションの工夫が、ストレスの軽減だけでなく、その人の強みを自然に引き出すことにつながります。結果として、チーム全体の生産性や一体感も高まっていきます。
違いが分かると、職場での見え方が変わります
ストレングスファインダーを活用することは、自己理解のためだけではありません。他者との違いを知り、その違いを認め合いながら働くための知恵を得ることでもあります。
あの人のあの言い方が引っかかっていたことも、「そうか、あの資質が影響していたのか」と理解できるだけで、見え方が変わり、気持ちがラクになることがあります。
今回の研修でも、参加者の皆さんがただ自分の資質を知るだけでなく、「この人とは、こう関わっていけばうまくいきそうだ」と、チーム内の関係性を見直すきっかけになっていたら嬉しい限りです。
自分たちのチームでも、トリセツをつくりたいときに
こうした資質プロファイリングは、「強みを活かすチームづくり研修」で行っています。大人数の研修では、グループで話し合ったあとの全体でのシェアの場で、発表した方の資質の組み合わせを踏まえて、講師がその場でフィードバックします。
対象は、チーム全員向け・管理職向け・若手向けから選べます。人数や時期が決まっていなくても、ご相談いただけます。
研修の内容は、https://heart-lab.jp/training/ をご覧ください。
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上記はギャラップに承認されたものではなく、ギャラップの認可も推薦も受けていません。クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)に関する意見、見解、解釈は、株式会社ハート・ラボ・ジャパン代表 知識茂雄だけの考えです。
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