「活発性」の特徴
「活発性」は影響力の資質です。 「活発性」の思考を一言で表現すると、「やってみないとわからない」です。 ここが、石橋を叩いて渡る感じの「慎重さ」と対極にある部分です。 この二つの資質はよくスレ違いがちですが、両者には「失敗」というものの位置づけ、概念に大きな違いがあります。 「慎重さ」の人は、「失敗」を良くないものというか、やってはいけないものと捉えがちです。 だからこそ、失敗しないように、最初からうまくいくようにリスクを検討し、慎重に準備をするわけだし、そこに強みがあります。 一方で「活発性」の人は、そもそも「失敗」という概念があまりありません。 ないと言うと語弊があるかもしれませんが、少なくとも、「うまくいかないことがあってもあたり前」という感覚はあると思います。 だからこそ、まずやってみることを選択するし、うまくいかなければまた別のやり方でやればいいという感覚です。 なので「活発性」の人は行動に躊躇がないし、スピード感を大切にしています。 影響力の資質である意味は、そのスピード感を他者にも求めるというところでしょうか。 すなわち、周囲の人を「はやく!はやく!」とせき立て、突き動かす感じですね。 そういう意味で、周囲に活発性の方がいる場合は、メールのレスをとにかく早くするとか心がけてあげるといいです。 「慎重さ」「調和性」「共感性」などの資質を持つ人は、ついつい相手を慮ってレスが遅くなりがちですが、それは「活発性」の人をイライラさせてしまいます。 すぐに結論が出ない場合は、「◯◯までに検討して返事します。」とかでもいいのでとにかく応答を早くするのが「活発性」の方とうまく付き合うコツです。 それから「活発性」の人は、比較的物言いが率直です。 裏表がないとも言えますね。 やろうと思ったことはすぐに行動に移すのと同じで、思ったことがすぐに口をついて出て"しまう”のです。 だから、これも「共感性」とか「調和性」とかを持つ人からすると、あまりにストレート過ぎて言われてドキッとすることがあるかもしれません。 でも、「活発性」「指令性」の人は、思ったことをそのまま率直に口にするだけなので、言われたことをそのまま受け取ればいいです。 もっと言えば、物言いが率直な人は、率直に言って欲しい人でもあります。 逆に、あまり回りくどい言い方は好まないので、できるだけ率直に伝えるようにするといいですね。 「活発性」「指令性」の人は、たとえネガティブなフィードバックであっても、それが「確かにそうだ」と思えば素直に受け取る人でもあります。 そういう意味でも、ある意味わかり易く付き合い易い人でもありますね。「活発性」のベースメント(弱み使い)
ベースメント(弱み使い)としては、やはり思い立ったらすぐに動いてしまうので、場合によっては少し間を置いて考えてから動いた方が、結果的に良かったということがあるところですね。 それでも「活発性」の人は、動いてしまう人なので、そこを改めようとするよりは周りに何かあったら止めてくれる人を置くとか、少なくとも大きな失敗をしないような工夫をする方が現実的だと思います。 そういう意味では「慎重さ」を持っている人と「活発性」を持っている人は、ベストパートナーとも言えるんですよね! それから「活発性」はあくまで影響力の資質であり、実行力ではないので「やりたい」と思ったことを最後まで形にできるかどうかは別問題です。 いろいろ思いついたらやってしまうという意味で、周りから見ると”飽きっぽい人”と見られてしまうこともあるかもしれませんね。 特に、「活発性」x「着想」だと次々に思いついてしまい、あれこれと“つまみ食い”してしまう感じになるかも。 ここはもう、諦めるしかないかな。(笑) それが良さでもありますからね。「活発性」とは
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