「達成欲」をより効果的に活かす
「達成欲」を上位に持つ人はよく働きます。 別名「体力資質」と呼ばれるくらい、量をこなすことにやりがいを見出します。 動いていない時間は、「達成欲」の人にとって無駄以外の何ものでもないのです。 でも周囲の多くの人は「達成欲」を持っておらず、その動くペースはある意味異常なのです。 つまり、「達成欲」をより活かすには、自分のペースを守れることがとても大切です。 だから、可能であれば一つの仕事を丸ごと任される方がパフォーマンスが出やすいこともあると思います。 特に「責任感」を併せ持っていると、役割と責任範囲を明確にしてもらい、後はすべて任せてもらえる方がやりやすいでしょうね。 そして、チームとして成果を出さなければならない時は、誰と一緒に組むかがとても大事です。 ストレスなく働くためには、自分のペースに合わせられる人を選ぶ必要があります。 同じく「達成欲」を持つ人か、結果に強くにコミットする「責任感」「目標志向」「回復志向」などの実行系の資質を持つ人は、さほど違和感なくペースを合わせてくれると思います。 逆に、上記の実行力の資質がなく、例えば「最上志向」x「戦略性」だったりすると、究極の無駄嫌いなので、ただ動くことに強い抵抗感を示しうまく噛み合わないことが多いと思います。 でも一方で、最短で無駄なく成果を出したいということであれば、むしろこういうタイプの人と協業すべきですね。 ただし、そこには条件があります。 それは、お互いがお互いの特性を理解していて、お互いの弱みをお互いの強みで補い合うということに双方がコミットしていることです。 つまり、双方が自己理解を深めていて、成熟した資質の使い方をしている場合です。 この場合に限って言えば、むしろ自分にないものを持っている人と組むことがより自分の資質を活かすことにつながります。 他にも、人間関係構築力が低く人の気持ちを置いていってしまいがちな人は、人間関係構築力を持っている人にフォローを頼むと効果的だと思います。 自分自身をスローダウンさせるということではなく、あくまでフォローしてもらうことで頼ることがポイントですね。 自分のペースを保つためにこそ、それによる弊害が出ないようにフォローしてもらう。 そんな感じです。 もちろんそんな関係性を築くのは簡単ではないですね。 繰り返しになりますが、自分の強みを差し出しつつ、自分の弱みをさらけ出し頼る。 そこにはしっかりとした信頼関係が必要です。 自己理解をベースに自己基盤を整え、相手との密な会話で信頼関係を築いていく。 これはどんな資質であっても共通する大切なことです。 誰と組むかというのは、特に組織で働いている人にとってはそうそう簡単ではないですよね。 それでも、「達成欲」の人にとって自分と周囲の人のペースの違いを意識するだけでも、不必要にイライラしなくなるとか良いことが起こると思いますよ。
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一つの資質のみならず、それらの組み合わせによってどんな思考、感情、行動のパターンが出来上がっているのかを理解し、そのパターンゆえの強みを活かしつつ弱みに対処していく必要があります。
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