ストレングスから探るあなたの魅力
先日は、毎年主催しているクリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)と自己基盤の二日間のワークショップでした。 私は初日のストレングスを担当しました。 今回のテーマは「ストレングスから探るあなたの魅力」。 思いつきで設定したテーマではありますが、自分としては明確な意図があり、設定したものでした。 当日は時間を勘違いしていて(主催なのに…(^_^;))、最後にきちんとその意図を解説できていなかったので、ここに書いてみます。 その前に皆さんは「魅力的な人」というと、どんな人をイメージしますか?もちろん、人それぞれにイメージするものは違うと思います。 それでも、ひょっとしたら意外と何でもこなせる、ある意味完璧に見える人って、さほど“魅力的”とは映らないのかもしれません。 むしろ、その人の強みが活かされた素晴らしいところがありつつも、別の部分ではどこか抜けていたりダメなところがある人の方が、より魅力的に思えるのではないでしょうか? 少なくとも私は、そんな風に感じています。 ところが、多くの人ができる限り完璧にできる人でありたいと無意識に思い、できない部分を一生懸命隠そうとしてしまいます。 かつての私自身もそうでした。 何でもきちんとこなせる人でないと、他の人から認められない、すなわち自分の存在する価値がないと無意識に思い込んでいました。 すると何が起こるかと言えば、うまく行かなかったことをできるだけ隠そうとするし、隠し通せないことは何とか取り繕おうとしてしまいます。 でも、何でも完璧にできる人はいないのが事実であり、その事実に抗おうとするのははなはだ無駄であり、ストレスフルなことなのです。 そこに気づいてから、少しずつ自分のできない部分をさらけ出すようにしました。 自分の日常の失敗を敢えて表に出すようにしました。 最初は正直怖かった。 馬鹿にされるのではないか、人格を否定されるのではないか、今となってはバカバカしいと思えることを本気で考えていました。 でも、やってみると心配していたことはまったく起こらないどころか、むしろ以前よりも親しみをもって受け入れられるようになったように思います。 翻ってストレングス。 人それぞれに異なる固有の34資質の並びを持っています。 上位資質がその人の強みであり得意なこととすれば、下位資質は弱みや苦手なことを意味します。 すなわち、どんな人であってもその人なりの強み、得意なことがあると同時に、弱みや苦手なこともあるのが当たり前なのです。 そして、強みだけを表に出していても、ひょっとしたら周囲には魅力的には映っていないのかもしれません。 そうだとしたら、自分の弱みもさらけ出していく方が得策だと思うのです。 そしてそれは今の自分を、すなわち出来る自分も出来ない自分も、ありのまま受け入れることでもあります。 クリフトンストレングス®で言えば、34資質の並びそのものをこれが自分だと受け入れていくことを意味します。 つまるところ何が言いたいかというと、あなたがあなたのままでいること、その自分を素直に表現することが、自分の魅力を表現することなのだということです。 何も隠す必要がなく、あなたがあなたのままでいれば魅力的な自分になれる。 少なくない人にとって(かつての私がそうだったように)、そこに向かっていくのは怖くて勇気の要ることなのかもしれません。 でも、その怖さを乗り越えた先にはとっても楽な世界が待っているのだと思います。 だって、自分が自分でいるだけで良いのだから。ストレングスファインダー®徹底活用ガイド
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