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動くことで開く可能性の扉

動くことで開く可能性の扉


今年(2023年)は、一言で言うと“動いた”一年でした。

今数えてみたら個人的な旅行を除き出張日数は107日でした。

純粋な仕事以外の“学び”も多かったですが、自分にとってはかなり理想に近い働き方ができたと思っています。

人によっては移動時間を無駄に感じたり、苦痛に感じたりする人もいると思いますが、私は移動が大好き。

特にこれまでに行ったことのないところに行けるのが「学習欲」にとっては何よりのごちそう。

今年もいろんな“初めて”がありました。

こういう働き方ができるようになったのもいろんなことを自分に許せるようになったからだと思っています。

今までやってなかったことを自分にやらせてあげる、これを小さなことから積み重ねてきました。

そして比較的大きなこととして、行きたいと思った場所に自分を行かせてあげるというのがあります。

その一環としてやってきたのが各地で開催される自己基盤ワークショップへの参加。

九州在住の自分にとって長野や福島というのはとても遠い場所に感じていました。

行きたいのはやまやまだけどどうせ無理!というのが昔の感覚。

でも実際行ってみると意外と近いなぁと感じたのです。

考えてみたら東京から長野、福島、仙台あたりまでは新幹線で1.5時間ほど。

私の今の感覚としては東京行って都内で移動するのと長野、福島、仙台に行くのはそこまで変わらない感覚(笑)。

移動距離を重ねるたびに良い意味で日本が狭く感じられるようになりました。

するとますますいろんなところに行くことへの抵抗感が薄れます。

これを抽象化すると、いろんなことにチャレンジしていくと次のチャレンジへのハードルがどんどん下がるということ。

それでも、移動を伴うチャレンジには“お金”の問題がつきまといます。

九州在住の身にとって移動費用は相当なものとなります。

ここは、ニワトリが先か卵が先かの議論になりがちですが、自分が行きたいところに行きたいタイミングで行かせてあげることを含めいろんなことを自分に許してきた結果としてビジネスもうまく回り始めた感があるのです。

いろんな可能性の扉を開けてきたということなんだろうと思っています。

もちろん、自分の強みをとことん活かすということにも取り組んできたし、その効果も大きいと思います。

それから移動するということは、より多くの人たちと触れ合うということも意味します。

今年一年多くの方たちと新たにご縁ができたし、繰り返しお会いする方たちとの絆もさらに深まったと思います。

そういう人たちとのご縁は自分にとって宝物です。

いずれにしても慶応大学前野隆志教授の定義、

「人間が持つ高度な目的であり、自分のままで、自分の能力/強み/可能性を発揮・実現することを通して、自分らしい生き方をすること」

という自己実現にそのまま近づいているなぁとの実感があります。

来年(2024年)もさらなる自己実現を目指し、チャレンジし続ける所存です。

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