「共感性」の特徴
「共感性」は、人間関係構築力の資質です。 「共感性」は、他者の感情が自分のことのようにわかってしまう資質です。 感情を察知するアンテナの感度が非常に高いということが言えます。 映画、ドラマを見ていても、悲しい場面では感情移入して涙することも多いと思います。 「共感性」を持っていると、災害の様子がテレビに映し出されると、画面の向こうにいる人たちの心情を察して辛くなることもあるかもしれません。 そして、場の雰囲気に影響を受けてしまうので、体調を崩していてどちらかと言えば気分の沈んでいる人の多い病院などの場所は苦手だと思います。 もちろん、楽しい、嬉しい場面では人一倍その感情を味わえる人でもあります。 人の感情を敏感に察知する「共感性」上位の人は、何となくいつもと違うという感覚で体調が悪い人や、何かがあって落ち込んでいる人などを的確に察知します。 「共感性」の人は、人の心の痛みを取り除いてあげたいとの思いがあるので、そういう人たちすなわち何か困りごとを抱えている人や何かがうまくいかず落ち込んでいる人がいると、放っておけない気持ちになります。 ここに「回復志向」が加わると、余計にその傾向が強まりますね。 「共感性」の人は、今つらい状況に置かれている人も自分が関わることで、その人が笑顔を取り戻すことを何よりの喜びとして感じる人です。 そして「共感性」の人は、人の話しを共感しながら親身になって聞いてくれる人でもあるので、いろんな人に相談ごとをされることも多いと思います。 私自身は、「共感性」が低く、前職で管理職をやっている時、部下の体調不良等になかなか気づけずにいました。 自分にはどうやらその才能が備わっていないことに気づいた私は、誰かの不調を目ざとく気づく部下の“言動”に意識を向けることで、間接的に他の部下の様子を知るようになりました。 自分にない才能は、他者に補ってもらうことも必要ですね。「共感性」のベースメント(弱み使い)
「共感性」のベースメント(弱み使い)としては、一つには、周囲の人の感情を敏感に察知してしまうだけに、周りにどんな人がいるかの影響を受けやすいことです。 周囲に愚痴、不平、不満の多いネガティブなことばかり口にする人がいると、気が滅入ってしまうかもしれません。 そういう人たちとは、可能な限り距離を置く等環境を整えることが大事ですね。 後は、自分の気持ちよりも人の気持ちを大切にするあまり、例えば前述したように自分が聞きたくないような話しを延々と聞かされても、ついつい聞き続けてしまうこともあるかもしれません。 ひょっとしたら、それによって話しをしている本人以上に気持ちが沈んでしまったり。 話している方は、話しを聴いてもらってスッキリするものですしね。 場合によっては、それが嫌で自分の感情にフタをしてしまう人もいたりします。 そうなると自分の強みを否定することにもなるので、もったいないですよね。 とは言え、何らかの形で対処は必要なので、ネガティブな感情を持っている人の話しを聞くときには、自分が透明カプセルの中にいて守られている感覚でいることをお勧めしています。 とにかく自分が味わいたくない感情との距離感を保つのが、大事だと思います。「共感性」とは
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