「運命思考」の特徴
「運命思考」は、人間関係構築力の資質です。 「運命思考」は、英語だとConnectednessすなわち“つながり”を意味します。 「運命思考」を持つ人にとっては、人も物事も、すべてどこかでつながっているとの感覚があります。 自分も周囲の人も、大いなるものの一部であるという感覚でもあります。 スピリチュアルな世界で言う“ワンネス”の感覚に近いかもしれません。 「運命思考」を持つ人は、自分自身を含めたすべての人、物事を、大いなるものの“システム”の一部と捉えています。 つまり、過去も、現在も、未来もすべての出来事がつながり影響し合って現実化しているのです。 そこから、すべての自分の行いは必ず何らかの形で現実となって自分に返ってくるとの感覚を持っています。 「情けは人の為ならず」であり、「因果応報」でもあります。 こうやってすべての行いや出来事に意味を見出す「運命思考」の人にとって、目の前で起こる辛い出来事もまた意味あるものとして受け取ります。 すべてはつながり因果関係を持っている以上、意味のない偶然など一つもないのです。 だから、どんな辛いことであっても「今このタイミングでこういうことが起こるということはきっとそれを乗り越えることに意味があるんだなぁ。」と捉えて、覚悟を決めて向き合います。 そういう意味では、逆境にあってもしなやかな強さを持っているということが言えると思います。 すべての出来事は時空を超えてつながっているので、今逆境にいても過去の自分の行いと今目の前に精一杯対応することが、いつか実を結び自分に返ってくることを知っているからこそ、安心して逆境とも向き合えるのだと思います。 そして、すべての人とのつながりを感じ取れる「運命思考」の人は、人とのご縁を大切にします。 人との出会いも偶然は何一つなく、出会うべくして出会ったと解釈します。 「運命思考」の人はまた、孤立感、孤独感や喪失感をあまり感じない人でもあると思います。 なぜなら、今目の前にいない人も必ずどこかでつながっていて、世界は一つという感覚だし、今失ったことも巡り巡ってどこかで再び現れるという感覚だからです。 そして、「運命思考」の人は、争いや対立の構図をもたらしません。 すべての人はつながっているので、誰かと争って自分だけが利益を得ることに意味を見いだせないのです。「運命思考」のベースメント(弱み使い)
一方ベースメント(弱み使い)としては、これらの裏返しとなります。 自分の言動に意味を見出そうとするあまり、そして物事はすべて必然として起こっていくのでありその流れに抗うことに意味を見出だせず、何か大きな決断をするとか、自ら何か状況を変えていくその努力をすることに難しさを感じることがあるかもしれません。 そして、原因と結果の因果関係に重きを置くがゆえに、良くないことが起こった時にそれを自分の行いに原因があったのだと、捉えがちかもしれません。 たとえすべてがつながっているのが事実だとしても、その因果関係のすべてを自分が把握できることはあり得ないですよね。 世の中は、もっともっと複雑にシステム化されている訳なので。 そういう意味では、自分という存在の影響が世界全体に与える影響は、自分が思うほどは大きくないのだということに気づければ、自分で決めていいという感覚や、物事の偶発性を認める感覚を得やすくなるかもしれませんね。「運命思考」とは
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