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自己基盤を強化するための第一歩

自己基盤を強化するための第一歩


先日二日間、長野での自己基盤の学びに参加しました。

自己基盤の概念は、言葉として説明するのが難しいなぁと思います。

ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®)の資質は、ある種の道具であると言われることがあります。

資質が道具であるならば、それをうまく扱うためには扱う人のあり方が大切であるのは言うまでもありません。

自己基盤の概念をイメージするためには、ストレングスが道具であると仮定した上で自己基盤が脆弱な状態だとどうなりがちかを説明した方が良いかもしれません。

それは、端的に言えば道具を適切なタイミングで適切に使うことなく振り回してしまうことになりがちだということ。

具体的に言えば、

「責任感」を振り回し、ある種の正しさ(“べき、ねば”)を自分にも他者にも押しつけてしまうとか、

「最上志向」を振り回し、質にこだわるあまり自分のリソースの無駄使いをしてしまうとか、

「自我」を振り回し、認められたいがために悪い意味でのスタンドプレイに走ってしまうとか。

ちなみにこれ全部かつての私がやってたこと(いや今でも少しばかり…(^_^;))。

他にも、「共感性」であれば、他者を慮ることを大切にするあまり、必要以上に自分のことをないがしろにしてしまうとかもあるでしょう。

自己基盤がしっかりしているというのは、そういうことが起こりにくくなることを意味しています。

そして、活かすべきときに活かすべきタイミングで存分に自分の資質を強みとして発揮できるということでもあります。

その方向に向かうには様々な方法があり、取り組むべきことがたくさんあります。

いずれにしても最初に取り組むべきことは自分自身との対話です。

大きく言えば、自分とは何者なのかを、特に自分が自分であるためにどんなことにこだわりがちかを自分との対話を通して見ていくことです。

こだわりがあること自体が悪い訳では決してありません。

自分には他の人にはないこだわりがあることを自分で自覚していることが大切なのです。

自分だけのある種のこだわりに気づき、自覚できると、それを“扱う”ことができるようになります。

別の言い方をすれば、自分の内にあるものを資質として取り出すことで自分自身を客観視できるようになるということ。

長くなったので今回はここまでとします。

自分との対話で自己理解を深め、自己を客観視するのが自己基盤を強化する第一歩

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