感情を維持する仕組み作り
今回は、何となく考えていることを整理する意味でつらつらと書いてみます。 先日は、久しぶりに半日がっつりと集合研修でした。 常に顔をつきあわせながら共に働く方たちへの研修でした。 研修の中では、自分の上位資質を強みとして活かし、チームに対しどんな貢献ができるかを話してもらいます。 そして同時に、他の方からはどんなタイミングでどんなことで貢献して欲しいかを伝えてもらいます。 「あなたにはこういう強みがあるからこういうことで貢献して欲しい」 と相手に伝えることは最高の承認になると思うのです。 こういう会話が交わされることで何となくお互いへの感謝の念も生まれます。 相手が日々当たり前にやってくれていることに対し、感謝の意を示すことに大きな意味があると思っています。 言われた相手からすれば、自分にとって造作も無いことをやっていることに対して承認してもらえる訳だから「そんなことでいいのなら…」と、もっと自分の強みを活かし貢献しようと思えると思います。 そして、こういうことって研修という特別な時間を作らない限り日常の中ではなかなか起こらないことだと思います。 日々忙しい職場なのに、思い切って半日こういう時間を取られたことに大きな意味があったと思います。 悩ましいのは、多くの場合においてこちらが関わることのできるのはこの一回だけだということです。 すなわち、研修でなんとなく良い雰囲気にはなったけれども、時間が過ぎたら元に戻っていくことも当然ある訳です。 人は忘れる動物ですし、日常に戻れば日々忙殺されるわけで。 だからいつも最後に伝えるのは、 「一度上がったモチベーションも必ず下がることを前提として、思い返す仕組みを作ってくださいね」 ということ。 ストレングスファインダー®に限らず、何らかのツールを導入してうまくいっている組織はこの種の仕組みをしっかり作っているところだと思います。 ストレングスファインダー®の資質を意識できるように見える化していたり、お互いを褒め合う時間が取られていたり。 昨日のチームには「公平性」x「規律性」を持つ方がお二人いらっしゃいました。 こういう方は仕組みを構築し、それを日々きっちりと回していくことに長けています。 そういうところにも各自の強みが活かせるし、役割があるということでもあります。 研修の時間は、どちらかと言えば感情に訴える時間なのかもしれません。 でもその感情というのは保ち続けるのが難しいものです。 だからこそ、感情に頼らない仕組みを設けることが必要なのだと思います。 言い換えると、仕組みがあることでポジティブな感情を蘇らせるということでもあるかもしれません。 これからの研修においても“仕組み化”にもっとフォーカスしていく必要があるのかなぁとも思いました。 -----------ストレングスファインダー®徹底活用ガイド
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