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苦手なことに対処する第一歩

苦手なことに対処する第一歩


ご質問をいただきました。

上位にない資質を、他の資質で補っていける。

理想の人間像だなと思いました。

私は競争性が最下位です。

でも最上志向が上位にあるので、それを上手にマネジメントができれば、知識さんと同じように、苦手をカバーできるんだと思います。

でもまだまだ仕事の経験も、人間としての経験も浅い者なので、マネジメントが大変だなと思っています。

どうすれば苦手をカバーする>マネジメントができるのでしょうか…(^_^;)

あくまで一般論となりますが私なりの考えを述べます。

まず第一に大事だと思っているのは、その“苦手”は本当にカバーする必要があるのかどうかを考えるということです。

私の経験上も、苦手とは、“何とかしなければいけないもの”となっていることが多いのではないかと思うのです。

例えば私の場合で言えば、いろんなところで書いたり、しゃべったりしていますが、「社交性」が29位と絶望的に(笑)低いです。

私にとって「社交性」の低さはある種のコンプレックスでもありました。

だからずーっと何とかしたいことでもあったのです。

会社員時代からコーチングを学び始め、外の世界に目を向け始めてからその傾向は一層強くなっていたように思います。

なので、“克服”に向けていろんな努力もしました。

様々な交流会に出かけていったり。

そのような場で頑張って名刺交換に励んだり…。

それでも、「社交性」を手に入れることはついぞ叶いませんでした。

それどころか、自分の苦手なことに無理をして挑み続けることで「あー、ダメだな俺って…」と自己肯定感が下がるのみでした。

これは、社交的であることを良しとして、そうでないことを悪として考えているからこそ起こることです。

その当時はまだストレングスファインダー®を深くは学んでいなかったので、下位資質の扱い方もまだまだ未熟でした。

あるときからこう開き直りました。

「『社交性』が低い以上社交的なあり方そのものを手に入れることは不可能だ。その代わり自分にできることだけを頑張ってみよう

そこから、たくさんの人が集まる場所に行ってももこちらから無理に近づくことはやめました。

その代わり自分なりに頑張って笑顔でいることを心がけるようになりました。

なにせ、堅い、こわい、つまらない…との三拍子フィードバックを受けるような人だったので、第一印象が悪かったのだと思います(^_^;)。

緊張感がそのまま表情にも反映されていたのでしょうね。

笑顔を心がけるようになってから、なんとなくですが、相手の方から声を掛けてもらえることも多くなったような気がします。

単なる気のせいの可能性も大いにありますが(笑)、それで良いと思っています。

大事なのは心の持ちようだからです。

ということで、自分の苦手なことに対処する第一歩は、苦手さを受け入れてその前提でできる努力をするということです。

ご質問の回答には全然なっていませんが、長くなったので今回はこのあたりにします。

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