ブログ

先日、インタビューを受けてきました。

自分の周りにある広い世界を知る

コーチ仲間でもある知人が、あるメディアを立ち上げるようです。

起業時から現在に至るまでの話しを聴かせて欲しいとのことでした。

自分で話しながら、改めて気づいたことがあります。

それは、会社員という安定した立場を捨て、超不安定な独立起業という道を選べたのも、そこには自分の属するコミュニティの存在があったということに。

私の場合は、会社員時代から会社の外とのつながりを持っていました。

その中心にあったのはもちろんコーチングです。

そして、そこを軸として、その外側にあるコミュニティとも自ら関わりを広げていっていました。

読書会であったり、異業種交流会であったり、マラソンチームであったり。

そういうつながりが、必ずしも今のビジネスに直結していた訳ではありません。

でも思うのは、外の世界を知っていたからこそ、その広い世界に飛び出せたということ。

それは間違いないことだと思います。

そうやって会社員時代から自分を外とのつながりに導いていたのは、一つには資質で言えば「収集心」や「学習欲」から来る純粋な好奇心です。

そしてもう一つは、その当時いろんな意味で煮詰まっていた自分を変えたいとの欲求でした。

そのためには、閉じた世界のみで暮らすのではなく、外の世界を見る必要があると本能が教えてくれたのだと思います。

自分の住む世界を広げていくという意味では、物理的なこともありますね。

出張を中心として東京にも何回も行き来しているうちに、心理的に物理的な距離感すらものすごく縮まってきたように感じています。

私はよく熊本から発信していることを驚かれることがあるのですが、自分にとっては何の違和感もないことです。

ただ家がそこにあるから熊本にいるだけという感覚です。

自分の感覚としては、隣の県の福岡に行くのも東京に行くのも何ら変わることはありません。

それどころか、オンラインの世界になり、海外にいる人とのつながりだって簡単に作ることができます。

実際私ですら、これまでに複数の海外在住のクライアントがいました。

結局のところ、物理的にしろ、心理的にしろ、自分の住む世界の範囲を決めるのは自分自身です。

自分の周りに存在している広い世界を知り、そこに足を踏み出すか否か、それは自分自身の決断次第です。

今何か躊躇していることがあるとしたら、それはその先にもっと広い世界があることを教えてくれているのだと思います。

勇気をもってその一歩を踏み出してみると、今まで経験したことのない感覚を得られる素晴らしい世界が広がっていると思います。

私はと言えば相変わらず世界を広げ続けている感じです。

今は、そうだなぁ、オンラインコミュニティに足を踏み入れている感じですね。

「学習欲」はまだまだ健在のようです(笑)。