ストレングスファインダーという道具を目的に照らして使う
中止になるかと思いきや、チーム単位の少人数ということもあるのか実施するとのこと。 こういう小規模の研修の場合は、がっつりとお一人おひとりの資質のプロファイリング、すなわち資質の組み合わせの読み込みを実施します。 実はこの研修先は年明けすぐに別のチームに研修を提供していて、そこからのリピートです。 すなわち、効果的なチームビルディングにストレングスファインダーがとても有効だということを認めていただいてのこと。 特にSFの場合は、仕事上で活かすとの視点では人それぞれの違いを成果の出しやすいワークスタイルの違いとして伝えられるのが受け入れられやすい要因だと思います。 皆それぞれに成果の出し方が違うだけで、成果を出せない資質があるわけでもないし、成果を出しやすい資質があるわけでもない。 そこを外さないようにお伝えしています。 そしてもう一つは、チームメンバー同士でうまくいきやすいポイントと、むしろすれ違いがちなポイントとがかなり具体的に説明ができるということ。 自分にとって必要なことが必ずしも他の人にとってはそうではないということ。 そしてその逆もまたしかり。 そういう部分をその場でピンポイントで指摘していきます。 そして集合型研修で私が注意を向けているのは、こちらの解説を聞いての皆さんの反応です。 相手がどれくらいニュートラルに受け取れているのか、相互の関係性はどんな感じなのか。 そういう部分を「調和性」を使って感じ取りながらどこまで切り込むかをはかりながらしゃべっています。 こういうのって単に事実を言えばいいってものでもないし、言い当てる精度が高ければいいってものでもないのです。 大事なのは、チームとしてお互いがうまく機能すること。 ストレングスファインダーってわかりやすいので、ついつい読み込みの精度にこだわりがちになってしまうのですが、SFはあくまでツールですからどういう目的に対し手段として使っていくかが大事なのです。 もちろん、そのツールの扱いに磨きを掛けておくことが必要なのは言うまでもないことですが。
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