組み合わせにも裏表がある
それぞれの資質による傾向性は、どんな人でもほぼほぼ似通ってはいます。 資質で表現される傾向性は、ここに書いたように、言ってみれば同じ資質を持つ人の最大公約数的なものです。 だから、かなり良く言い当てることができると言えると同時に、資質単体では完全にその人を言い当てることはできないことも同時に示唆しています。 もちろん、ストレングスファインダー®で完全に自己理解、他者理解ができるかと言えば、決してそんなことはありませんが、少なくとも個々の資質単体だけで見ていくよりは、それぞれの組み合わせも加味してその傾向性を捉えることで、より自己理解、他者理解は深まります。 個々の資質には、それが無意識か意識的かに関わらず強みとして活かされている状態のバルコニー使いと、その逆のベースメント使いという概念があります。 それと同じように、資質の組み合わせにもバルコニーで使えている状態と、ベースメントの状態があります。 ということは、組み合わせとしていかにバルコニーで使っていくかを意識すれば良いことになります。バルコニー使いの例
例えば、私の場合は4番めの実行力の資質の「アレンジ」と、5番目の人間関係構築力の資質の「適応性」の組み合わせを、自分の一番の強みだと最近は認識しています。 「適応性」という資質は、常に今を見て今に対処していく資質です。 未来は直近の未来であってもいくらでも変わり得ると考えるので、何か大きな変化があったり、不測の事態が起こっても、ある意味それをあたり前として捉え「仕方ないこと」として受け止めます。 だから、そういう時にあまり慌てることがありません。 でも、「適応性」だけだと、そういう風に受け止めるだけなので、それで何か行動を起こすところまでは直接的には結びつきません。 そこで、私の場合は「アレンジ」の出番です。 「アレンジ」という資質は、何かを組み合わせるのが得意な資質であり、何かを変えていく資質でもあります。 例えば、上記のような不測の事態というのは、多くの場合なにがしかの予定変更を伴います。 そういうとき私の場合は、「アレンジ」で段取りを組み替えて対応していくのです。 自分の中ではあくまで無意識ですが、「適応性」で受け止め、「アレンジ」で対処するという風に、資質間でリレーをしている感覚です。 この二つの資質を意識して使うことで、様々な変化に対して柔軟に対応できるし、自分はそんな風に対応できるのだと自分の自信にもつながっています。うまく使えていない資質は、組み合わせて使う
オンライン資質理解講座シリーズ全17回(全34資質)
次回は、9/18(火)「学習欲」&「収集心」です。
以下は、「最上志向」&「回復志向」のダイジェスト版の映像です。(10分ほど)
資質の一つひとつの理解を深めていくオンライン講座です。
【こんな方へ】
☑自分が上位に持つ資質について深く知ることで、自己理解を深めたい。
☑自分の上位にない資質について深く知ることで、自分とは違う他者の理解を深めたい。
毎回思考の意味合いが対極にあるように感じられるもの(お互い真反対の資質はありません)、何となく似ていそうで区別がつきづらいもの同士で二つずつを取り上げ、それらを対比させることでより理解が深まります。
オンライン講座は、基本固定開催(隔週開催)としますが、参加できなかった回については録画映像、録音音声を後日配信しますので、学びを取り逃がす心配がありません。
日時:2018年8月21日(火)~2019年4月2日(火) 各21:00-22:00
方法:Zoom(オンライン講座)
講師:知識茂雄(ちしきしげお)
株式会社ハート・ラボ・ジャパン代表
ギャラップ認定ストレングスコーチ
料金:50,000円(全17回の講座参加費及び録画映像、録音音声視聴含む)
ストレングスファインダーRは、診断したのみで活かせるものではありません。一つの資質のみならず、それらの組み合わせによってどんな思考、感情、行動のパターンが出来上がっているのかを理解し、そのパターンゆえの強みを活かしつつ弱みに対処していく必要があります。ストレングスファインダーRの専門家であるギャラップ認定ストレングスコーチが自分の資質を活かして人生を好転させるコーチングを提供します。
<サンプル映像:ストレングスコーチング>
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