ストレングスファインダー®はなぜ自己肯定感を上げるのか
こちらが資質から読み取ったその人の強みを語っていくと、その声のトーンでクライアントさんの心の温度が上がっていくのがわかります。 なぜそうなるのかと言えば、自分の当たり前が実は強みだと気づくということももちろんあると思いますが、それだけではないような気がしています。 では、他の要因は何かと言うと、他者に自分の強みを語ってもらえていることなのではないかと思います。 資質のプロファイリングを依頼される方の多くは、どちらかと言えば今の自分を否定的に見ていることが多いです。 ということは、普段から他者の言動の中で自分に対する否定的なものばかりを拾っている可能性があります。 本当は、ポジティブなものもネガティブなものも両方あるはずなのだけれど、そういう人は何故かしらネガティブな方だけ受け取っているのです。 自分自身が自分の弱みばかりに目を向けていると、そうなりがちです。 だからこそ余計に、他者から「あなたにはこういう強みがありますよ」と言ってもらえることが心に響くのだと思います。 人って、多かれ少なかれ他者承認を必要としているものです。 過度な承認欲求は自分を苦しめますが、そうでなければ承認欲求とはそもそもあるのが当たり前のものです。 なぜなら、それが社会生活を営む意義そのものだと思うからです。 人は、他者との相対比較で自分の存在価値を測ろうとします。 だからこそ他者から認められたい。 もちろん、自分の価値を自分自身で認めてあげられているのが一番良いに決まっています。 それでも、今自己肯定感の低い人がいきなり自分を受け入れ認めるというところにはなかなか行きづらいです。 だからこそ、一旦他者から(客観的に)自分そのものを受け入れ、認められていることを知ることが大事だと思います。 ストレングスファインダー®が表すのは自分そのものです。 つまりストレングスファインダー®は、自分そのものを肯定的に表現してくれるものです。 しかも客観的に表現してくれます。 だからこそ、すんなり自分を肯定することができるのだと思います。 こう考えるとやっぱり診断しっ放しはもったいないなぁと思う訳です。
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