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ストレングスファインダー®の矛盾する資質を統合して扱う

先日は、ストレングスファインダー®徹底活用講座の月曜夜クラスでした。

今回は、実行力の資質の特徴とその思考、感情、行動のパターンを生み出す資質ごとの動機づけとか大切にしているものについてお伝えしました。

相変わらずあちこちへと脱線しながらの話しとなりましたが、その脱線話しの中でお伝えしたことを少し書いてみます。

ストレングスファインダー®の矛盾する資質を統合して扱う


それは、自分の中で綱引きや、ぶつかり合いが起こってしまうような資質同士をどううまく共存させるかということです。

これにはいろいろなパターンがあるのですが、一つ自分自身の例を挙げ説明しますね。

これも度々書いていることですが、私の場合は「自我®」と「調和性®」の綱引きでよく葛藤が起こります。

「自我®」で周囲に貢献すること、そしてそうやって自分が前に出て目立ち称賛を受けることを求める。

一方で、「調和性®」により、そうやって自分が目立つことに対して周囲との不協和音を招くかもしれないことへの恐れからの抑制が働く。

こんな綱引きがよく起こります。

では、この二つをどう考えれば少しでも統合がとれ自分の中で矛盾がないようにできるかということです。

例えば私の場合はこういうふうに考えます。

単純に言えば、「調和性®」という資質を強みとして活かすことで貢献し、それによって周囲から感謝されるというところを目指すのです。

具体的には、「調和性®」の強みである文字通り「場を調和させる」という強みを活かし自分が属するコミュニティに貢献するということ。

私の場合は「適応性®」もあり、極端に苦手とする人がいません。

だからそういうところを活かし、「包含®」とはまた違う意味でコミュニティ内でのハブになっている部分もあります。

繰り返しになりますが、そうやって自分の中でぶつかってしまう資質同士を、どう自分の中で矛盾なく統合できるのかを考えるのが大事です。

別の言い方をすれば、ある意味それぞれの資質がぶつかり合うということは、ベースメント(弱み)使いとなっている訳なので、どう組み合わせればそれぞれを強みとして使えるかに意識を向けることです。

「自我®」の場合で言えば、“周りから認められる”という部分を一旦脇に置いて、先に“貢献する”という意識を持つことが大事だと思います。

もちろん上で書いたように考えたとしても、資質のぶつかり合いそのものが完全になくなる訳ではありません。

それでも、より強みとして使うことに意識を向けることで、ぶつかり合いによる葛藤は確実に減ると思います。

最近はプロファイリング(資質読み込み)の中で、こういう資質の綱引きやぶつかり合いを起こしている人へのアドバイスのレパートリーもだいぶ増えてきました。

こういう考え方がしやすいのも、それぞれの思考の特徴を資質という形で分類し顕在化させているストレングスファインダー®の良いところですね。

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