クライアントさんの、
「『◯◯』という資質が自分にはあると思うのに上位にないのはなぜ?」
という疑問にお答えしました。
ストレングスファインダー®でピンポイントで自分の特徴を知る
ここでは一般論として、それについて語ってみますね。
まずこういうことって自分の中でも起こることだし、他の人から見て
「あの人は『◯◯』という資質がありそうだ」
と見えるのに実際は違うという形でも起こり得ることです。
そしてそういうことの起こる一つの可能性としては、その人の他の資質の組み合わせがそう思わせているということです。
例えば後者のパターンを私の例で説明すると、割と「親密性®」ぽく見られることが多いです。
たしかに、そう見えてもおかしくないなぁと自分でも思います。
それはどういうところかと言えば、一番落ち着く飲み会は、自分が良く知っている人だけでせいぜい4,5名くらいの規模だったり、大勢の人がいる中で初めて会う人のところは避け(^_^;)、知り合いのところにいる方が安心することろだったりします。
一方、「親密性®」上位の人の特徴の一つである、深く、長く付き合っている人が数名程度いるというのはあまりないのです。
どちらかと言えば、過去の関係性は属していたコミュニティを離れると自然消滅していくような感覚ですらあります。
ここは、「適応性®」かなぁ。
では、なぜ私の場合で「親密性®」ライクになるかと言えば、まずは単純に「社交性®」が低いから(^_^;)。
「社交性®」と「親密性®」が必ずしも対極なわけではありませんが、どちらかと言えば「親密性®」よりなのは間違いありません。
それともう一つは「自我®」の影響だと思っています。
「自我®」は、自分を大切にしてくれる人を自分も大切にしようと思います。
そういう意味では、「親密性®」が高い人が自分をその「親密性®」の輪の中に入れてくれたと感じられると、とても満たされるのです。
「親密性®」の人は、無意識に自分の周りにある種の境界線を引いています。
自分が本当に信頼する人しかその中には入れません。
私の場合は「責任感®」もあり基本“誠実”に人と関わるので、そういうところも信頼を得やすいのだと思います。
上記は、自分のこととは言えあくまで仮説ではありますが、自分の中ではしっくりきています。
で、こういうふうに自分の振る舞いの傾向を言語化することがなぜ大切かと言えば、それによって自分をより客観視することが可能となり、より自分のことを良い方向にマネジメントすることができるようになるからです。
例えば私の場合で言えば「親密性®」のベースメント寄り(非生産的な使い方寄り)に近い部分として、一度「この人ダメだ!」と思ってしまうと、相手との間にシャッターを下ろしてしまう傾向があります。
これも「自我®」や「責任感®」から来る部分だと思っていますが、平たく言うと自分の人格を否定されたように感じると、強く心がすねてしまうのです。
こういうのも、自分にそういうところがあるとわかっていれば、そういう瞬間が訪れた時に少し冷静になれますよね。
こんなふうに、ストレングスファインダー®の面白いところは、資質の組み合わせでその人なりにいろんな思考パターンが生み出されるというところです。
それを読み解いていくことで、より自分をマネジメントしやすくなり確実に生きやすくなります。
自分のことは、わかっているつもりでもなかなかわからないもの。
ストレングスファインダー®は、自分だけの特徴をピンポイントで教えてくれます。