違いこそがそれぞれの強みであることに気づく
たまたまではありましたが、グループワークの際一つのグループは4名中3名が「ポジティブ」上位、もう一つの別のグループは3名とも思考系が多く一人は「分析思考」上位でした。 それぞれのグループを観察していると、こういうことがありました。 研修の際には、それぞれの方の資質のグループごとの分布を示すチームカードというものをお配りします。 すると、それを手に取り「ポジティブ」グループは、「このあたりが多いよねえ」と、指で円を描きつつアバウトでざっくりした表現をしていました。 一方、思考系グループの「分析思考」上位の人は「『責任感』が43%かぁ。半分近くって多いよねぇ」と、数値データを元に緻密に分析していました。 こういうのもまったくの無意識だけど面白いものですよね! そして、実際の現場では、こういう思考の違いが“面白い”では済まされないすれ違いを生んだりもします。 容易にイメージできますよね? でも、ここで大事なのは、まずその違いがこそがそれぞれの強みであることをお互いが認識することです。 そして、どういう場面であればそれぞれの強みが活かされるのかを考えることです。 つまり、どういう舞台が与えられれば、それぞれの資質が輝くのかを考えるということです。 緻密さ、慎重さが要求される場面。 細かいことはともかく動いてみることが要求される場面。 仕事をしていく中では、様々なことが要求される、様々な場面がありますよね。 それぞれに対し、誰がどんな風に主体的に前面に出て動いていくのか。 もちろん語るほど簡単なことではないけれど、お互いがそのイメージを共有することが大事だと思うのです。
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