リーダー、マネジャーとして自分自身が資質を強みとして活かす
ストレングスファインダー®をマネジメントに活かす上では、二つの観点が必要です。 一つには、自分自身が資質を活かしたマネジメントスタイルを確立すること。 そして、もう一つは、部下一人ひとりがそれぞれの資質を強みとして活かせるような関わりをすること。 この二つです。 今日は、前者について書きます。 ここではマネジメントをリーダーシップと読み替えてもらっても構いませんが、いずれにしても優れたリーダー、マネジャーの唯一の共通点は、 自分の資質を強みとして活かしている これだけです。 ここは、「ストレングス・リーダーシップ」という書籍に詳しく書いてあります。 自分の資質を強みとして活かすということは、その組み合わせが人それぞれである以上、その活かし方も人それぞれに異なるということを意味します。 すなわち、 これがマネジメントの王道だ! なんてものはこの世に存在しないのです。 ある意味、そこに正解は存在しない。 ただ問うべきは、 自分の資質が活き活きとしているか? ということ。 具体的にはどういうことか? 残念ながら私の場合、前職の会社員時代でマネジメントにストレングスファインダー®を活かしていた実感はありません。 その当時は、今ほどストレングスファインダー®に精通していた訳ではないで。 でも、今振り返るとやっぱり資質なりの強みは出ていたなぁと思います。 (良くも悪くも)一番使っていたのは「責任感」かなぁ。 部下一人ひとりと誠実に向き合うという意味で、ある種の信頼感を得ることにはつながっていたと思います。 ウソつけないし(笑)。 後は、「調和性」はかなり活躍していたと思います。 部下一人ひとりの意見を参考にし、決して独断的に物事を進めることはありませんでした。 その当時はベースメント(弱み使い)への対処はうまくなかったので、いろいろ聞きすぎてしまって迷いが大きくなったり、「責任感」的に自分の正しさを押し付けたくなったりとの葛藤は抱えていましたが(^_^;)。 他は、「最上志向」x「アレンジ」を使って業務効率化をバリバリ進めていました。 いずれにしろ、もしマネジャー当時に今くらいストレングスに精通していたら、もっと、もっと自分らしいマネジメントスタイルを確立できていたと思います。 その当時の私は、自分の良さを認めつつも、どこかしら「これじゃダメなのかなぁ」という思いもありました。 ばりばり引っ張るタイプでは全くなかったので、そういうタイプの人に憧れていたり。 でも、違う人には絶対になれないし、なる必要もない。 今の自分から、昔の自分に言ってあげることがあるとしたら 「そのままでいいんだよ」 ってことかな。 自分なりのマネジメントスタイルを確立するためには、まず自分の思考の特徴をしっかりと理解、自覚すること。 その上でそれまでを振り返り、実際にその思考パターンが強みとして出ていた場面を思い浮かべ、自分の資質ゆえの強みが存在することを実感すること。 そして、マネジメントという切り口でこれから先でさらにその強みを活かすとしたら、どんなことができるかを考えてみること。 こんな順番です。 今、私のクライアントには、企業のマネジャーや経営者の方もいますが、皆さんそれぞれに自分の強みを活かすことにフォーカスすることで、効率的に成果を出せるようになっています。 だって、自分の資質なりにやってることって、呼吸してるのと同じくらい当たり前にやってしまうことですから。 しばらくこのテーマで書いてみようと思います。 マネジメント目線ではありますが、自分で自分の人生をマネジメントするという意味ではどんな場面でも同じことなのです。
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