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ストレングスファインダー®の資質「適応性」をより効果的に活かす

今回は、「適応性」の効果的な活かし方について解説します。

「適応性」をより効果的に活かす


「適応性」は、今を大切にする資質です。

刻々と変わりゆく“今”に柔軟に対応する資質です。

それゆえに、日々同じことが繰り返される状況には飽きてしまいがちです。

だから、「適応性」を活かすためには、日々何かしらの変化が起こり、そこに対応していく必要のある場に身を置くことが効果的です。

仕事で言えば、何かとクレーム対応等緊急対応が必要なものとか。

例えば、いわゆる接客業であれば、日々異なる人と接することになり、また様々な人が様々なことを“起こす”ので、そこに対応していかざるを得なくなりますよね。

「適応性」が接客業に向いている…ということではなく、例えば接客業に就いたならばそういう強みが活かせるということです。

「適応性」は基本的に“起こったこと”に対応する資質ですが、自らなにがしかの変化を起こすことで結果的に“コトを起こす”ことはできます。

いつもと違う道を通るとか、いつもと違う人をランチに誘ってみるとか。

「適応性」は、人間関係構築力でもあり、どんな人にでもそこそこ合わせられる…、つまり苦手な人があまりいないのも強みですね。

そして、「適応性」の人は、内面的に落ち着いているかどうかは別ですが、何が起こっても「起こってしまったことは仕方ない」と受け止めて立ち止まることなく前に進んでいくので、何事にも動じず落ち着いていると見られることが多いです。

つまりは、どんなことが起こってもその存在で場を落ち着かせることのできる資質でもあります。

自分はそういう風に見られるし、そういう存在なのだということを自覚しておきましょう。

それから、「適応性」上位の人は、“今”を大切にするだけに、先々に目標を置いて計画的に物事を進めていくのは苦手な人が多いです。

なので、それが得意な人、例えば「目標志向」が高い人などにリードしてもらうことを意識するのも良いと思います。

自分自身が計画的に物事を進められるようになるということではなく、全体として大きな方向性に沿って進めていく、つまりチームをリードすることをそういう人にお任せし、自分はその中にあっても起こり得る不測の事態への対応で貢献するということです。

「適応性」は、前述したように、起こったことに対応していく資質なので、能動的に目標に向かっていくことは難しくとも、周囲の人に合わせてついていくことはできるはずですし。

とにかく、どんな資質であってもその資質を強みとして活かし合い、弱みを補い合うのがチームで動く際の基本中の基本です。

不測の自体に強く柔軟に物事に対応できるその強みを活かしどう貢献していくのか?

その点を意識して「適応性」の強みを活かしましょう。

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