資質が輝ける舞台を与える
ストレングスファインダー®に関して言うと、まずは自分の資質を知り、それがどんな振る舞いを形作っているのかを知ること自体にも十分な意味があります。
それは、今までむしろ自分の弱みとして捉えていたことが、実は自分の強みであると気づけることによる自己肯定感の向上が望めるからです。
それでも本当の意味でストレングスファインダーを活かすのであれば、ただ“理解した”状態から、それを積極的に強みとして活かしていく意識を持つことが大切です。
もっと言えば、資質を強みとして“育てていく”意識を持つことが大事だと思います。
自分の持つ資質を正しく理解していくと、その資質が活き活きとする場面が思い浮かぶと思います。
それは、過去の成功体験と資質を紐付けることで可能となります。
そして、自分の資質を強みとして育てていく、言い換えると資質を強みに磨いていくには、その資質が強みとして発揮される“舞台”を意識的に与えてあげることが最初の一歩となります。
例えば、私の場合で言えば、度々ここでも書いているように「アレンジ」x「適応性」の組み合わせを強みとして磨くことをかなり意識してやってきたし、今でもそうしています。
そんな「アレンジ」x「適応性」の輝ける舞台は、“不測の事態”が起こる場面です。
さすがに“不測の事態”を“計画的”に作り出すことは不可能ですが(笑)、そういうことが起こりやすい場に自分の身を置くことは可能です。
例えば私の場合は、研修の場がそれにあたります。
「研修なんて仕事でやってるんだから、意識的に舞台を与えてることにはならないんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、それはまったくその通り。
それでも、ただ普通に、今まで通りに研修に臨んでいるわけではないのです。
どういうことかと言えば、従来の私は自分の柔軟性、もっと言えば自由に柔軟にやりたい欲求に何となく気づいてはいたものの、それでもやっぱり「予定通りにきちんとやらねば…」の方が強く出ていました。
なんだかんだ言ってやっぱりその方が安心だし、慌てずに済むと思っていたからです。
でもストレングスファインダーで「アレンジ」x「適応性」(さらにx「最上志向」)が不測の事態に柔軟に対応できる最強の組み合わせであると知ってから、研修への向き合い方も変わりました。
対象者によって、そして彼らが作り出す場の雰囲気、エネルギーによって大胆に進め方を変えるようになったのです。
つまり自らが変化を起こしていく。
すると変化を起こしたなりに、また予期しないことが次々と起こっていきます。
そういう場を与えることで「アレンジ」x「適応性」が活き活きと働き始めます。
資質に栄養を与え育てる
もちろんそれですべてが完璧にうまくいく訳ではありません。
そういう時は、その事態に対応できるだけの情報、知識、スキルが足りないということです。
だとすれば、次に向けてそれらをいかにして補うかを考えて実践していけばいいわけです。
そしてそこには、また別の上位資質を活かすことも考えられます。
私の場合で言えば、「収集心」x「学習欲」で適切な情報を集め自ら学ぶことが苦もなくできてしまいます。
そして、「最上志向」的に、自分のスキルを向上させることにもそれを当たり前として違和感なく向かうことができます。
そういう意味では、これらの資質に対しても結果的に“舞台を与えている”ことになるわけです。
こうやって自分の資質が輝ける“舞台”を意識的に与えてあげると、付随してその資質(たち)にどう栄養を与えるかという意識にもつながっていきます。
資質が輝ける舞台を与え、そこでより光り輝けるように栄養を与えながらさらなる強みとして育て、磨いていく。
これが、ストレングスファインダーを活かし尽くす道です。
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