相手と自分を同化させない
共感と同感の違いについては、いままであまり意識していませんでしたが、なるほどなぁと思いました。 私は元小学校教諭で共感性1位です。 今思い返すと、 「そういうふうに感じて辛いんだね。」 「〇〇が△△と感じて嫌だったんだね。」 などという言葉を自然と使っていました。 わかりやすくクラスを引っ張っていくタイプの先生に憧れた時期もありましたが、こうして考えると、きちんと自分の資質を活かせていたのだなぁと我ながら感心しました。素晴らしい! これこそ「共感性」のバルコニー使いですね! これを読みながらふと思いました。 「共感性」をうまく使えている人と、そうでない人の差について。 「共感性」がうまく使えていない人は、周囲の人の感情に振り回されている感があるのではないかと思います。 では、なぜそうなるかと言えば、自分が感じているその人の感情を、そのままその人が感じているに違いないと思い込んでいるからです。 ここに大きな落とし穴があるのです。 そういう風に思い込んでいる人は、あたかも別の人と自分が同化しているように感じてしまい、必要以上に自分にブレーキを掛けてしまいがちです。
相手が感じているであろう感情に理解を示し共感する
一方、「共感性」をうまく使えている人は、そうなりがちな自分に自覚的で、自分を俯瞰的に見ている感覚があるのではないかと思います。 だから、相手の気持ちに寄り添いつつも、自分と相手を同化させることなく一歩引いた感覚で、その人が感じたであろう感情に“理解を示す”そんな感覚なのかなぁと思います。 相手を見て、 「辛そうだなぁ。」 と感じたとき、その“辛い”という感情にフォーカスするのではなく、辛いと感じていることに理解を示し共感する。 そんな感じなのではと。 私自身は、「共感性」は低いので想像の域を出ませんが。 いずれにしろ大事なのは、自分がどんな場面で、どんな思考に基づき、どんな感情が湧きやすいかに自覚的であることです。 それができていれば、自分のネイティブな反応にいたずらに振り回されることなく、自分の資質を活かす方向にマネジメントできるようになります。 そして、これはどんな資質についても同じことが言えるのです。 さらに大切なのは、今回の方が書いてくださっているように、自分が何気なく出来てしまっていることにこそ、強みが隠れているのだということです。 その気づかなかった自分の強みに気づければ、他の誰かに憧れて、そうなろうとする必要などなく、自分は自分のままで素晴らしいことに気づけると思います。
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