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自己本位を妨げるセルフイメージ

自己本位を妨げるセルフイメージ


先日の三連休で二泊三日の自己基盤合宿に参加してきました。

昨年に続き二回目の参加でした。

その中でどういうことをやっているかの詳細は語れないのですが、いろんな意味で心が揺さぶられる時間を過ごしました。

自己基盤を強化した先にあるのは自己本位で生きるということです。

多くの人は自分が本当に言いたいことのすべてを言っているわけではないし、自分が本当にやりたいことのすべてをやっているわけではないと思います。

自己本位の一つの表れは、自分の言いたいことを素直に言い、自分のやりたいことを素直にやるということです。

それが出来て初めて他者にもそれが許せるようになる。

自分が言いたいことを言って、やりたいことをやって、そして同時に他者が言いたいことを言ってやりたいことをやることを許せている。

この状態がもし手に入ったとしたら人生ストレスフリーですよね?

もちろん、100%その状態というのは叶わないことだと思います。

人として最低限守らねばならぬルールやモラルというものはありますし。

それでも今の人生に何かしらつまらなさを感じていたり、人間関係に課題を抱えていてストレスフルな人生を送っているとしたら目指す方向は“自己本位”なのだと思います。

自己本位を目指すためには、自分をそうさせない何かが何なのかを見ていく必要があります。

その多くはどんな自分でいることで価値を感じられるかということに表れます。

言い換えると、どんな自分として他者から見られたいかのセルフイメージの存在です。

「こう見られたい」の裏返しは「こうは見られたくない」です。

それが自分の何らかの言動にブレーキを掛けていることが多くあります。

例えば私の場合で言えば“きちんとした人”として見られたい欲求があります。

より具体的に言えば約束をきっちり守るとかです。

逆に言うといい加減な人として見られたくないという気持ちが強いので、人と約束したことは何があっても守ろうとします。

それ自体が悪い訳ではもちろんありません。

それゆえに他者の信頼を勝ち得ていることもあるわけですし。

一方で“何があっても”に行き過ぎるとやはりしんどくなるときもあります。

体調が悪いときだってあるわけだし。

でも自分を客観視できていないと無意識のうちに無理をしてしまいます。

そうやって無理をして取り組んだことを十分認めてもらえないと「私はちゃんとやった“のに”」と“のに”が出てくることもあります。

そんなふうに自分を良くない状態に無意識に追い込んでしまうこともあったりします。

そうならないためには、まずは自分を客観視して自分がどんなセルフイメージを持っているのかを見ていく

そしてそのセルフイメージを大切にしつつもそれを守ろうと無理し過ぎているとしたらそれを緩めていく

そういうアプローチが必要となってきます。

上の例の場合で言えば体調の悪いときには素直に「ごめんなさい。できません」を言うとかです。

私の直近の場合で言えば以前はきっちりしている人として見せたいが強く、自分の失敗は見せないよう無意識に隠していました。

それゆえに何か失敗してしまうと大きな自己嫌悪に陥っていました。

それを緩めようと思い、今では自分がやらかしたことをむしろ積極的にオープンにするように心がけています。

以前はそんなことをしたら他者からバカにされ拒絶されると思い込んでいました。

でも実際にはそんなことはありませんでした。

むしろ以前は固い、怖い、つまらないと言われ近づきがたい人として捉えられていたのが親近感をもって接してもらえることが(いじってもらえることが)増えてきた気がしています。

そしてそんなポジションが居心地が悪いどころかむしろ快適で安心感を感じているのです。

不思議ですね。

今回の合宿でも自分のセルフイメージとがっつり向き合いました。

そしてまた良い意味での課題も見えてきました。

マインドを変えるには上述したように自らの行動を変えてみることが必要です。

来年の合宿まで取り組んでみるつもりです。

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