「社交性」の特徴
「社交性」は、影響力の資質です。 「社交性」は、人との新たな出会いを求め、次々と人とつながっていく資質です。 「社交性」の英語での資質名は、Winning others over略して“Woo”(ウー)です。 その意味(直訳)は、“相手を説得して味方に引き入れる”となりますが、もっとわかり易く言えば、“相手を魅了する”となり、さらに簡単に言えば、“自分のことを好きにさせる”影響力ということです。 「社交性」上位の人は、初めて会う人に対しても、こちらから話しかけることに躊躇がありません。 初めて会う人であっても、“元から友だち”の感覚で接することができます。 例えば新幹線や、飛行機でたまたま席が隣になった人に自ら話しかけ、あっという間に友だちみたいになっちゃう人は、「社交性」が高い人だと思います。 「社交性」は、自分に対する好感を抱かせる影響力を発揮するとも言えますが、その意味で、人に対してはにこやかに笑顔で接します。 ここに「ポジティブ」が加わると、ますますその傾向は強くなりますね。 実際、「社交性」x「ポジティブ」の組み合わせを持つ人(“ポジティブウー”と言います。)は、多いですし、この場合“明るく前向き”との表現がぴったりですね。 ここに「コミュニケーション」が加わると、初めての相手でも躊躇なく積極的に話しかけ、巧みな話術ですぐに仲良くなれるという感じになります。 いずれにしろ、「社交性」は幅広いネットワークを作ることに長けている資質と言えます。 「社交性」のある面対極なのが「親密性」です。 「社交性」が、広く浅く人とつながる、すなわち多くの“出会い”を求めるのに対し、「親密性」は、狭い範囲で深い関係性を築くことを求めます。 「社交性」が影響力で「親密性」が人間関係構築力であることもポイントです。 すなわち、「社交性」は必ずしも一人ひとりとしっかりとした関係性を築くとは限らないということです。「社交性」のベースメント(弱み使い)
「社交性」のベースメント(弱み使い)としては、次のようなことが挙げられます。 一つには、上述したように「社交性」単体では必ずしも一人ひとりとの深い関係性を求めないので、表面的な付き合い方しかしないと周囲からネガティブに受け取られることがあることです。 特に、「親密性」寄りの人からはそう思われがちかもしれません。 「社交性」の人は、一気に相手との距離感を近づけることができるので、相手からすると、ちょっと話しただけでももう“お友だち”になれたと錯覚してしまうこともあります。 でも、「社交性」の人からするとそこまでの親密さは感じていないことが多く、相手にとってはかなり印象に残りしっかり名前も覚えてもらっているのに、自分は相手の名前は覚えていないなんてことも。 前述したように「社交性」は出会いを求める資質であり、深い関係性までは求めないだけで一切悪気はないんですよね。 ただ、それぞれに思考が異なるだけです。 なので、何を求めていてそうなっているのかを、お互い知り合えるといいですね。 それから、「社交性」の人は、“相手に好かれたい”との思いの裏返しで、“嫌われたくない!”との反応が強く出がちです。 端的に言えば、ついつい“いい顔”をしてしまいがちです。 例えば、人から何か頼まれたとき、やりたくないことでもついつい引き受けてしまったり。 言うべきことがあっても、ついつい言葉を濁しうやむやにしてしまったり。 特に、「コミュニケーション」も併せ持っていると、ついつい相手の耳障りのいいことを言ってしまいがちかもしれません。 自分から見て、合わない人、嫌いな人が必ずいることの裏返しで、万人に好かれる人はこの世にはいません。 その事実を踏まえて、“嫌われたくない”との自分の思いは尊重しつつ、時には勇気をもって「No!」と言う、言いたいことを言うということを意識するとよいと思います。「社交性」とは
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