「自己確信」の特徴
「自己確信」は、影響力の資質です。 「自己確信」は、自分の人生や自分が関わる物事をうまく進めて行くことに確固たる自信がある資質です。 「自己確信」も、「指令性」と並んで診断した人の中で最もTOP5に入る頻度の少ない資質です。 割合で言えば、20人に1人もいないくらいです。 これはあくまで個人的見解ですが、「指令性」との共通点として、自分のことは自分で決めるという意識が強いので、この種の診断系にはそんなに強い関心がないのかもしれませんね。 決めつけられたくないというところもあるのかもしれません。 「自己確信」上位の人は、自分の腹の中に羅針盤を持っているとも言われます。 何が正しい方向なのかは、その羅針盤が指し示すということです。 最初に書いた”根拠がない”というのは、すごく大事なポイントです。 何かしら根拠に基づく自信は、その根拠が消滅すればその途端に消えてなくなります。 例えば、特定の分野での経験の積み重ねに裏付けされた自信は、分野が変われば通用しなくなりますよね? もちろん、経験を積み重ねる過程で得た普遍的な何かは、根拠として残るかもしれませんが。 いずれにしても、根拠のない自信というのは揺るがないし、揺るぎようがないのです。 その意味で「自己確信」の人は、自分でやると決めて進めていることに関しては、”絶対的な”自信を持っています。 誰がなんと言おうが、「絶対できる!」と言い切れる力強さがあります。 もちろん、いくら「絶対大丈夫!」との自信があるからといって、実際にすべてがうまくいくとは限りません。 それでも「自己確信」の人は、そのうまくいかない状況を乗り越えていくことに、自信を持っています。 つまり、”何があろうが最後はうまくいく”そこに揺るがない自信を持っているのです。 そんな「自己確信」の人の振る舞いは、文字通り自信に満ち溢れて見えます。 それは決して傲慢ということではなく、”泰然自若”という表現がぴったりかもしれませんね。 そういう存在感のある人が発する言葉には、自然と力強さが宿ります。 「自己確信」の人が「大丈夫!」と言えば、安心してついていける感があるでしょう。 そして、ある意味他者評価を必要としない「自己確信」の人は、ネイティブにアサーティブなコミュニケーションが取れる人でもあると思います。 相手を攻撃するでもなく、自分を卑下するでもなく、素直に良いものは良い、ダメなものはダメと、ニュートラルに発言できると思います。「自己確信」のベースメント(弱み使い)
「自己確信」のベースメント(弱み使い)としては、自分が推し進めていることには絶対的な自信があるだけに、周囲への説明が不足したり、周囲の声に耳を傾けることを怠りがちだということです。 「自己確信」の人は独立心も強いので、独立起業してやっている人も多いかもしれませんが、それでもたった一人で成果を出し続けるというのは不可能です。 特に、マネージャーや経営者の人で人事権があると、「絶対こうする方がいい!」と、人員配置を周囲への説明なくやってしまいがちかもしれず、本人や周囲の人の気持ちを置いていってしまうことがあるかもしれません。 チームとして、組織として成果を出すためには、メンバー一人ひとりの納得感、感情も大事です。 その意味で、意識的に周囲の意見に耳を傾け、自分がなぜそうしようとしているのかを説明することを心がけましょう。 最後の最後は自分が決める…そこを譲る必要はないと思います。 自分だけで決めるのか、周囲の意見を吸い上げた上で自分で決めるのかのどちらを選ぶかですね。「自己確信」とは
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