「公平性」の特徴
「公平性」は、実行力の資質です。 「公平性」の人の特徴は、えこひいきや特別扱いを嫌うということです。 個性を大切にし、一人ひとりの事情を勘案する「個別化」とその意味では対極にあります。 あっ、「個別化」の人がえこひいき、特別扱いをするということではありませんよ。 ただ、「個別化」の人は、人を等しく扱うというこだわりがないので「公平性」が強い人からはそう見えることもあるということです。 このあたりはまた「個別化」編にて。 「公平性」を持つ人は、個よりも全体の利益を優先します。 「公平性」の人が個の違いを尊重しないわけでは決してありません。 むしろ個々に違うことを知っているからこそ、一定のルールの下で等しく扱う必要があると考えます。 全体の利益を最大化するためには、個がそれぞれに、好き勝手にやってもらっては困るからです。 「公平性」の人は、ルール感が強い傾向にありますが、それは「責任感」とはニュアンスが異なります。 「責任感」がルールを守ることを正しい行いと認識しているのに対し、「公平性」はルールは公平、平等を担保するためにあると考えています。 だから、たとえルールがあったとしても、特別扱いばかりで形骸化していたりそのルールがあることでむしろ公平性を損なうのであれば、そのルールを正しく変えようとします。 大切なのは公平、平等であること(基準が一貫していること)なのです。 「公平性」の人は、人付き合いも一貫しています。 できるだけ誰とでも等しい距離感で付き合おうとします。 お金や地位で人をはかることをしないのも「公平性」の人の特徴です。 お金や地位によらず、人として皆同じように幸せに暮らす権利があると考えます。「公平性」のベースメント(弱み使い)
「公平性」のベースメント(弱み使い)としては、一つには、周囲の人と等しく関わりたいとの思いが強いだけにそれが極端になりがちだということです。 特定の人だけを面倒みることに抵抗が出るかもしれず、場合によっては「一人だけ特別扱いするくらいなら…」と、敢えて全員との距離を遠目に取る等も、場合によってはあるかもしれませんね。 後は、個の事情を考慮せずルールを守ることに頑なで、周囲にそれを強要してしまうことも。 例えばそういう人が上司だと、部下が窮屈に感じたり、「自我」を持っている人等で特別扱いとまではいかずとも、こまめな承認を必要とする人のモチベーションを下げてしまうこともあるかもしれません。 自分がなぜ特別扱いをしないのか、自分が何を大切にしているのかを説明することで、周囲を納得させることがあっても良いでしょう。 そして、過ぎた公平さは周囲を窮屈にしてしまうので、価値観は人それぞれだし正しさは人の数だけあることを思い出し、少しだけ自分の“こうあるべき”を緩めた方が良いこともあるでしょう。「公平性」とは
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