人間関係の改善は自分を許すことから
クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)で表れる上位資質は、自分にとってはごく当たり前の思考、感情、行動のパターンです。それゆえにそれらがうまく活かせていると自分固有の強みになります。
一方で、人間関係においては必ず人それぞれに異なる価値観を持っている以上すれ違いも生じます。
クリフトンストレングス®の上位資質は、ある意味人それぞれの価値観が表出したものとも言えます。
そして、上位資質の組み合わせは本当に人それぞれであり、TOP10で比較してもまったく同じ並びを持っている人は数学的にも存在しません。
(TOP10の組み合わせは400兆通り超え)
すなわち、自分以外の人と様々な場面ですれ違ったり、ぶつかったりするのはごくごく当たり前のことなのです。
人間関係を改善しようと思うならまずこの事実を受け入れることだと思います。
なぜならばそう思えていない人は、自分以外の人も自分と同じように考えるものと思っているか、自分と同じように考える“べき”と思っているからです。
その上ですれ違いがあること自体は仕方ないとして、それが自他共に大きなストレスとならないようにするためには、自分とは違う他者の価値観をある程度許容していくことが必要です。
そしてこれは頭で考えるだけではなかなか難しいことでもあると思います。
実際に行動してみて実感することが大事なのです。
具体的には、自分にとってはあり得ないと思っていることをやってみるということ。
例えば人に何かをお願いすることが苦手な人は、他人に迷惑を掛けてはいけないとの思い込みがあると思います。
それは自分以上に他者を大切に扱うとの一つの価値観の表れかもしれませんが、その思い込みが強すぎるとこんなことが起こるかもしれません。
他者からの頼まれごとは断ることなく次々に受け入れる。
一方、自分がどれだけ大変で困っていても他者に頼ることはしない。
結果、自分だけが疲弊していってしまう。
こういうことが続くと、ひょっとしたら自分の都合を考えずにポンポン依頼していくる他人のことを責めるような感情すら湧いてくるかもしれません。
そうならないようにするためには、そういう、自分にとってあり得ないと思える行動を実際にとってみるということが大事です。
この場合で言えば、自分が大変なときには思い切って人を頼ってみる。
自分が大変なときには人から頼まれごとをしても思い切って断ってみる。
そういうことをやってみると、意外と誰も何も気にしないということに気づけると思います。
気軽に頼める人は気軽に断れる人。
気軽に頼んでくる人は気軽に断って大丈夫な人。
こんな図式が成り立っているから大丈夫なのです。
こんなふうに普段の自分からはあり得ないことをやってみることで自分の思考の枠が広がります。
自分に許せていないことは他者がそれをやることも許せないとの図式もあります。
すなわち、自分に許せていることが増えれば増えるほど他者を許せるようになるということでもあります。
他者の言動を見て許せないことがあるとしたら、そしてそんな自分を責めるような気持ちがあるとしたら、まず向き合うべきは他人ではなく自分自身です。
他者に許せていないことはイコール自分に許せていないこと。
公序良俗に反しない限り、その許せていないことを自分に許していく。
これが一つの人間関係を改善するコツであり、生きやすさを手に入れるコツでもあると思います。
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